地方でネットの活用が進まない原因
Be-chu の独特の手法をご理解いただくために、少し回り道をして、地方でネットの活用が進まない原因をご説明したいと思います。
※お時間のない方は、次の「Be-Chu の強み」にお進みください。
かつて、インターネットを活用するということは「ホームページを作って運用する」でした。しかし、現在は状況が全く違っています。ホームページの作り方も、以前とは全く異なる発想・戦略・構築手法が求められるようになっています。
また、皆さんもご存じのように、Facebook や Twitter をはじめとするソーシャルメディアと言われる媒体も登場し、一口に「インターネットを活用する」と言っても様々な領域をトータルに見る必要が出てきています。
恐らく、圧倒的に多く地方の方は、サービスの膨大さと変化のスピードの速い現状について、「何をどう手をつけていいのかわからない状態」なのではないかと思います。
では、ホームページを制作しているWeb制作会社はどうでしょうか。一般的にWeb制作会社は、お客様から依頼されたホームページをデザインし、時にシステムプログラムを利用しながら、サイトとして構築してくれるサービスを提供していますが、2つ大きな課題を抱えています。
1つ目は、目的が「お客様から依頼されたホームページを作る」ということです。つまり、依頼するお客様側が「どんなホームページが必要なのか」をオーダーしないといけないということです。お話ししたように、圧倒的に多くの方はインターネットの活用について「何をどう手を付けていいのかわからない状態」です。この状況で「こういうのを作ってほしい」とオーダーすることはどんなに難しく、的外れになる可能性があることはご理解いただけるかと思います。
2つ目は、Web制作会社の多くが「ビジュアルデザイン」の専門だということです。出来上がったホームページは見た目がきれいで、お客様も素敵なホームページが出来上がったと喜ばれるのですが、しかし、プロの目からすると「えっ!?」ということが本当にたくさんあります。例えば、
- どう考えても検索にひっかからないサイト。
(SEOのことを全く考慮しないで作っていることがわかります。) - 商品やサービスをあまり理解しないで、形だけきれいにまとめたサイト。
(お客様の事業、訴求ポイントを理解しないで作っていることがわかります。) - 集客や問い合わせの仕組みが中途半端なサイト。
(昔ながらの「紹介を掲載する」ということしか考えていないことがわかります。)
のようなケースです。
実際、ある方がSEO対策の相談をお寄せくださいました。制作会社に作ってもらったばかりだというそのサイトを拝見しましたところ、見た目はそれなりに整っているのですがSEOのことが全く考えられておらず、ちゃんとSEO対策をするためにはほぼ全面的にサイトを見直す必要があるという、そういうケースもありました。サイト制作に相当な費用をかけられたそうですが、これは大変もったいないことです。
また、現在は、ホームページだけを管理していればいいわけではありません。自社サイト、商品サイト、サービスサイト、ブログ、Facebook、Twitter、ポータルサイト、スマートフォンアプリ…などなど、お客様のビジネスや商品特性に合わせてこれらをどう使いこなすという、ネット活用における総合的視点が必要になります。「Webをデザインする」ことには一流のWeb制作会社ですが、残念ながら「ネットの総合的活用」という視点はなかなか持ち合わせていません。
このように、お客様の側も今のインターネットのスピードにはなかなかついていけませんし、また、デザインを得意とするWeb制作会社も、お客様のビジネスを発展せるネット活用という視点を苦手にしているのが実情です。依頼する側も、制作する側も、地に足の着いた戦略として何をどうしていいのかがわからなくなっている。ここに地方のネット活用があまり進展しない原因があります。
Be-Chu の強み。それは、他がマネできない "トータル・ソリューション"。
Be-chu のサービス領域は、お客様のホームページを作ることだけではありません。
お客様の商品やサービス、集客の仕組みの全体構造を理解し、そもそもどんなホームページを作ったらいいのか、誰に向けて、どんな情報を、どのネットサービスを通じて提供したらいいのかという、お客様のビジネスを成功に結び付けるためのネット戦略からお手伝いをしています。
外注先として単に「制作」するのではなく、お客様のビジネス戦略全体の中で、どのようにネットを活用していけばいいのかを、戦略レベルから実際の制作・運用までをトータルにお手伝いする。これが Be-chu のトータル・ソリューションであり、他社ではマネの出来ない Be-chu ならではの強みです。
この、インターネットの戦略的な活用をトータルにサポートし、普及させること。これこそが、今、地方のネット活用を劇的に向上させるために必要なことなのです。
トータル・ソリューションが生み出す、本当のメリット。
制作会社にホームページを作ってもらうと、以降、その管理運営はお客様自身で行うことになります。
これは紙の広告やチラシを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。チラシを制作会社に依頼して出来上がると、あとはチラシをどのように利用するのかはお客様次第です。チラシをどこに置く(撒く)のか、チラシを見た人をどうやって顧客に育てるのか、効果をどのように測定するのかなど、全体のマーケティングの仕組み作りと運用は自社ないで行うとこになります。
ネットの活用についても同じです。もしかしたら、ホームページの更新作業自体は制作会社に外注されているかもしれませんが、どんな情報を、どんなタイミングで、誰に向けて提供し、その結果どうなったのかという運用と検証は自社内で行わないといけません。
先ほどのチラシの例で言えば、チラシが出来上がったことで満足してしまっているのと同じことです。チラシは、これを利用して見込み客を集め、顧客化していくというマーケティング全体を回すための1つのツールにすぎません。同じようにホームページも「インターネット上の会社案内」ではなくマーケティングのツールとして捉え、日々の事業の中で積極的に活用してこそ効果が上がるものです。
ホームページができたことで満足し、それで終わってしまう方が圧倒的に多いですが、それはゴールではなく、スタートラインなのです。
しかし、この運用の知識とノウハウを自社内で保有しているところは皆無です。
(大企業では社内に専門部隊を有しているところもあります)
例えば、
●サイトにどんな情報を追加していけばいい?
●ブログに何を書いたらいい?
●サイトにさくさんのアクセスを集めた方がいい?
●Facebook、Twitter、ブログはどのように使い分けたらいい?
●イベントの告知はどうやったらいい?
●お客様対応はどうしたらいい?
●どうやって効果を測定したらいい?
など、多くの疑問があるでしょう。
ネットを活用してビジネスを回すということは、これらを日々行うことに他なりません。サイトは作って終わりではなく、サイトを育て、お客様とのコミュニケーションを密にする様々な過程を経て、はじめてビジネスを拡大させるためのツールとして機能します。
ネット全体の動向とお客様のサービス・運用状況を見ながら、何をどうしたらいいのかをアドバイスし、お客様の事業が拡大するようにお手伝いする。
Be-chu のトータル・ソリューションの本当のメリットはここにあります。
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