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ネットの活用で、地方が変わる

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   ネットの活用で、地方が変わる!

   ~地方はネットをこう使おう~

          第109号 2019/9/17
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こんにちは、ビーチューの雨宮です。

今回もみなさんからお寄せいただいたご質問から
ピックアップしてお届けいたします。

取り上げてほしい質問がある方は、
お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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━━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━

■今回の質問

観光情報やイベント情報をFacebookで紹介する
には?

 

■今週のピックアップ

外国人旅行者を魅了するウェブサイトの作り方

 

■今回の質問━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃観光情報やイベント情報を
┃ ┃Facebookで紹介するには?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

観光地の情報やイベントの情報などをFacebookな
どで紹介して集客する場合、ポスターを貼り付け
て、日時や場所、簡単な説明文が書かれているの
ですが、ただの告知のような、どうしても魅力が
伝わらない 「かたいイメージ」のものが多いと感
じています。

かたいイメージから抜け出すために出来ることな
どありましたら、何かヒントを教えていただけな
いでしょうか。

 

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃ポスターは入口ではなく、ゴール
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

今回、観光情報の出し方についてご質問をいただ
きました。

SNSを利用した観光情報の提供は広く行われる
一般的なことになりました。大きく分けて2つの
利用のされ方がされています。一つは、今日や今
の現地の情報を提供するツールとして、もう一つ
はイベントなどの告知としての利用です。

ご質問いただいたように、イベントとして告知す
する場合、ポスターを貼り付けるていらっしゃる
ことも多いですね!

 

■ ポスターは「きっかけ」ではない

今回、ポスターは「かたいイメージ」という表現
でご質問をいただきました。私なりの言い回しで
ポスターがどのような位置づけるあるのかを表現
すると次のようになります。

(ネットにおいては)
ポスターは興味を持ってもらう「きっかけ」では
なく、興味をもった後に概要を知るためのもの

 

■ 物理エリアの考え方、ネットの考え方

あるイベントがある場合、私たちはそのエリア内
への告知媒体としてポスターやチラシを配布しま
す。それを見た人も、へぇ~こんなイベントがあ
るんだ~と、ポスターを見たりチラシを見たりし
て情報を得ます。

ポスターやチラシは、エリア内に情報を出すのに
とても重要なツールですよね。

一方、ネットの場合、この延長と言いますか、
これと同じロジックで告知を考えてはいけないの
です…。何が違うかわかりますか?

ポイントは、
「その情報に共感・興味がわく "接点" があるか」
です。

エリア内にポスターを張ったりチラシを配布した
りする場合、「この地域で開催される」という
非常に大きな接点があります。見る人の興味や
趣味は人それぞれですが、「この地域で」開催
されるという「接点」、もっと言えば、文化的
な連帯感がありますから、「面白そうだから行っ
てみようかな?」と思ってもらえるのです。

もし、そのエリアに(例えば、私の住んでいる
富士見町に)、「今度、東京で石けん作りの
ワークショップを開催します♪」というポス
ターを掲示したらどうでしょう…?

石けん作りに興味がある人だったら興味を持っ
てくれるかもしれませんが、エリアに住んでい
る圧倒的多くの人にとっては「???」だと思
います(笑)
共感・興味がわく "物理的接点" がありません
もの…。
(そもそも東京のイベントを何でここに告知?
とかえって不信がられるかもしれませんね…)

 

実は、ネットに情報を出すというのは、この
「物理的接点」がない状態で、別な接点を模
索しながら情報を出すということなのです。

接点があれば、その情報を興味を持ってみて
もらえますが、接点がない状態ですから、
接点を探す、接点になりそうな情報を先に出
して興味を持ってもらう、という行為が必要
になります。

この違い、わかりますか?

 

■ 接点になりそうな情報を先に出す

必要なのは、「接点になりそうな情報を先に出
す」ということです。Facebookの場合、それは
ズバリ!写真や動画ということになります。

ポスターを出すのではなくて、そこに参加され
る方に興味を持ってもらえそうなイベントの様
子を写真や動画で、「こんなに楽しいことが
待っているよ!」「こんなに素敵な時間が過ご
せるよ♪」と魅せてあげる。その先、興味を持っ
た人が詳しいことを知るためのツールがチラシ
であったりホームページであったりするわけで
す。

言ってみれば広告の考え方と同じです。

 

さらに言えば、ひとつのイベントはほとんどが
いくつかの企画によって構成されています。
というとこはそれぞれの企画ごと、さらにはそ
の企画の中には魅力的な場面(写真)が山のよ
うにあるはずですから、場面×企画 の数だけ
魅力的な告知ができるはずなんです♪d(^_^)
ポスターは1回ですが、何十回と告知するネタ
が隠れていることを忘れてはいけません。

 

■ 例えば、「Splash丹波!!」

兵庫県丹波市で開催される「Splash丹波!!」
というイベントがあります。

https://www.facebook.com/splash.tamba/
https://www.instagram.com/splash.tamba/

 

流行の「泡フェス」は大人の若者向けが多い中
で、子どもが楽しそうに楽しんでいる姿がとて
も印象的なイベントです。

Facebookのヘッダーの1枚の写真で、うわ~♪
行きたい!って思いますもの。欲を言えば、
子どもが水鉄砲を持って、泡まみれになってい
る写真をもっともっともっと出してほしいなぁ
って思います♪

 

■ こちらも参考になります

同じことを別な切り口で紹介している資料があ
りますので合わせてご覧いただけましたらと思
います。

JNTO(日本政府観光局)さんが提供している
インバウンド向けの情報発信に関する資料なの
ですが、物理的な接点がない人に対して、
「接点になりそうな情報を先に出す」という
ことが紹介されています。その接点とは、
「日本らしさ」や「外国人から見た魅力的な
景色」です。

きっと、なるほど~と思われると思います。
ぜひPDFをダウンロードしてみてください♪

●効果的な情報発信を行うための
 Facebook運用ガイドライン
 https://action.jnto.go.jp/note/1986

●効果的な情報発信を行うための
 Instagram運用ガイドライン
 https://action.jnto.go.jp/note/2036

 

ということで、
今回はこれを覚えてください♪

 

●興味の「接点」にボールを投げる♪ d(^_^)

 

■今週のピックアップ━━━━━━━━━■■■

 

■外国人向け観光サイト

外国人旅行者を魅了するウェブサイトの作り方
(英語実例集)
https://action.jnto.go.jp/note/1359
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回答の中で JNTO さんの資料の話が出ましたので
せっかくですからこちらもぜひご覧ください♪

 

   それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】
株式会社ビーチュー
https://be-chu.com/
https://www.facebook.com/bechucom

〒399-0214
長野県諏訪郡富士見町落合11215-8
TEL : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)

【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori

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