地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- 企業は Instagram をどう活用すべきか
- 生成AIが「当たり前」の世代
- 海外の専門家が見る AI時代のSEO
- 米国で一番利用されている SNS は?
企業は Instagram をどう活用すべきか

Instagramでセミナー500人が満席に。StudyHackerが実践した「集客の3フェーズ」(STUDY HACKER)
企業が インスタグラム をどのように活用したらいいのかが解説されています。
記事では、企業がInstagram運用で成果が出ない大きな理由として、「フォロワーを増やすこと」が目的化してしまっている点を指摘し、本来Instagramで企業が目指すべきなのは、数ではなく認知の質であり、「この会社は自分の課題を解決してくれそうだ」と理解されている状態をつくることだと説明されています。
さらに、企業が設定すべき成果地点として、「Webセミナー集客」、「低価格フロント商品の購入」、「純粋想起率の向上」という3つを挙げ、それぞれが事業成果にどうつながるのかを具体的に整理してくれています。加えて、実際に500人満席となったWebセミナーのInstagram戦略も紹介されており、「告知の伝え方」、「リマインド」、「締切前の背中押し」といった3フェーズで構成されていたことが明かされています。
Instagramはどうしても「バズらせる場所」や「フォロワーを増やす場所」と捉えがちですが、この記事をご覧いただくと、問い合わせや購入につながる「前段階の理解」をつくる媒体だということがわかります。つまり、企業としてInstagramを活用する目的は、きれいな写真を投稿することでも、数字を追いかけることでもなく、「選ばれるための下地」をつくることだという点です。
企業のInstagram活用を根本から見直すヒントになりますので、ぜひご一読ください。Check it!
生成AIが「当たり前」の世代

「AIと暮らす未来の生活調査2025」(博報堂DYホールディングス)
生成AIの利用に関する調査結果を紹介します。この調査は全国の15〜69歳を対象に行われ、生成AIの認知、利用状況、年代別の違い、そして将来への期待が明らかになっています。
記事によると、生成AIの認知率は85%を超え、利用者は全体の33.6%。そのうち約半数が「2〜3日に1回以上」使うヘビーユーザーという結果でした。また、10代は62.6%が生成AIを利用しており、50代以上でも4人に1人が使っていることがわかりました。
この調査結果で注目すべきことは、世代によって生成AIの捉え方が大きく異なることです。
どの世代も「便利な道具」という認識が圧倒的に高いながらも、10~30代にとって生成AIは「悩みを相談できる相手」「遊び相手」という側面を持ち、生活に深く溶け込んでいます。また、30代では「導いてくれる先生」「自分の分身」との捉え方が他世代よりも高くなっています。一方で50代以上は「サポート要員」という認識が強く、「ツール」「部下」という側面が強くなっています。
また、多くの利用者が生成AIの情報を信頼している一方で、「生成AIだけでは不十分で、他メディアの情報も必要」と考える人が約半数いることも示されています。
私たち中小企業にとって重要なポイントは、この調査結果をどう捉えるかです。
つまり、「自分が生成AIをどう使うか」ではなく、お客さんが生成AIをどう捉え、どう使っているのか という視点でこの調査結果を見られるかどうかです。特に10代を中心とした若い世代では、生成AIが日常のコミュニケーションや情報収集の相手になっているため、数年後には「AIが当たり前の前提で情報を受け取る世代」が本格的に顧客として登場してきます。企業としては、こうした世代の価値観や情報接触行動を把握したうえで、伝え方やサポートの方法を変えていく必要があるということです。
調査結果を見て、「私の世代はこう利用しているのか…」と喜んでいる場合ではありません。もっと深い意味かこの調査結果には隠されています。d(^_^)
世代によってAIとの距離感がまったく違うことを知るだけでも、今後の顧客コミュニケーションのヒントになります。ぜひご一読ください。Check it!
海外の専門家が見る AI時代のSEO

AI時代のSEO:SEO Week 2025以降に何が変わったのか(SEO WEEK)
AI検索やSEOまわりでこの7ヶ月のあいだに起きた最新の動きが整理されています。
AI Overviews の表示拡大、ゼロクリックの増加、AI Mode の進化、YouTubeやTikTokなど検索の入り口の多様化、新しい指標の定着、AI Mode が標準的な検索体験になること、信頼を重視した情報環境づくりの加速、そしてブランドの重要性が高まりなど、海外の専門家が、最近の変化をどのように捉えているのかがわかります。また、Query fan-out というAI検索の仕組みの理解が業界全体で深まり、新しいツールや分析方法が生まれていることも紹介されています。
中小企業にとって大事なのは、「AI検索がどう変わるのか」ではなく、「すでに変わった世界の中でどう立ち回るか」を考えることです。検索行動はGoogle一択ではなくなり、ChatGPT やYouTube、SNS の検索もあたりまえになっています。また、ブランド力や一貫した情報発信の重要性がますます増しており、地域の中小企業でも「情報の質と整合性」を整えることが大きな武器になると言えます。かなり専門的な内容、かつ英文の記事ではありますが、AI時代の検索の変化を俯瞰できる貴重な記事ですので、ご興味ある方はぜひご覧ください。ぜひご一読ください。Check it!
※AI検索については、私のブログ記事でも本質的な仕組みを詳しく解説しています。
合わせてご覧になってみください。
「AI検索の仕組みと現在地 - 中小企業のための整理と展望」
米国で一番利用されている SNS は?

Americans’ Social Media Use 2025(Pew Research Center)
米国でのSNS利用に関する調査結果です。日本での利用状況ではありませんが、現在日本で利用されているSNSが米国企業のサービスであることを考えると、米国での利用状況はそのまま(プラットフォームのビジネスモデルの変更という形で)日本のビジネスにも影響するため、チェックしておきたい内容です。
アメリカで最も使われているSNSは YouTube(84%)、次いで Facebook(71%)。Instagram は50%、TikTok は37%、WhatsApp が32%、Reddit が26%と続きます。ここ数年で特に増えたのは TikTok、Instagram、WhatsApp、Reddit で、若い世代ほど多くのSNSを日常的に使っていることが示されています。
この記事で特に注目していただきたいポイントは2つあります。
1つ目は、「X(旧Twitter)がアメリカで圧倒的に使われているわけではない」 という点です。
日本のニュースでは、トランプ大統領を筆頭に政治家や起業家のX投稿が頻繁に引用されるため、利用者が多い印象を持ちがちですが、実際には X の利用率は YouTube や Facebook の半分以下にすぎません。同様に、TikTok 売却の話題がニュースになりますが、全体のパーセンテージを見ると思ったほどには利用者が多くないこともわかります。記事には具体的なグラフが掲載されていますのでぜひご覧になってみてください。
2つ目は、年齢・属性によって利用SNSがまったく違う という点。
全世代で見ると上記のような利用率になりますが、世代別で見ると全く異なる景色が見えてきます。18〜29歳は Instagram が80%、TikTok が63% と圧倒的ですが、65歳以上では12%しか使っていません。また、性別・人種・学歴・政治的傾向によっても利用しているSNSが違っていることもわかります。
ここでお伝えしたいのは、米国でのSNSの利用状況は日本での利用とは異なる、ということではありません。
この調査結果からぜひ感じていただきたいのは「米国でのSNSの利用状況は、私たちが頭の中で想像しているのものとは異なる」ということです。微妙な表現をしていますが、まずは「想像と異なる」ということに気づいていただくことがとにかく大切。というのも、私たちは物事の選択や購買行動、他人に意見する場合でも圧倒的多くの場合、「現実がどうなのか」ではなく「頭の中でどういう理解になっているのか」ということが物事の判断を左右しているからです。
そんな、頭の中の違和感と向き合いながら、ぜひ調査結果を見ていただきたいと思います。Check it!
次回をお楽しみに!
この記事の内容は、ポッドキャストでもわかりやすく解説しています。
通勤や作業の合間に、耳で聴いて理解を整理したい方におすすめです。ぜひ合わせてどうぞ♪
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