地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- Google検索「青いタイトル」の基礎知識
- サイト訪問者への効果的な3つの戦略
- 何を見て「問い合わせ」を決めている?
- 「AIブラウザー」がもたらす大きな変化
Google検索「青いタイトル」の基礎知識

Google検索のタイトルリンク最適化 SEO観点で理想の設定とは(Web担)
Googleの検索結果に表示される「青いタイトル」(正式には「タイトルリンク」と呼ばれます)が、どのように作られ、何文字まで表示されるのかを、2025年10月時点の最新仕様と具体的な事例で解説されています。
Googleは、ページの や見出し(h1)、ページ内テキストなど、複数の情報をもとにタイトルリンクを生成します。
特に多いのは、title要素かh1要素。パソコンではおおよそ30文字前後、スマホでは40文字前後が上限とされ、長すぎるとGoogleの判断で途中が省略されます。
記事では、「どちらが採用されやすいか」「どんな位置で省略されやすいか」を実際の検索結果の事例でも具体的に紹介されています。その結果、短すぎず、30文字以内に収めること、読点やスペースを上手く使って自然に省略されるよう工夫することが重要だとまとめています。
中小企業にとっては手が回りにくい現実がありますが、それでもこうした「検索結果でどう見えるか」にまで目を向けることは大切です。SEO対策として検索に表示されやすくすることも大事ですが、その先にいるお客さんが「このページを見てみたい」と感じるかどうか、つまり、クリックしたくなるタイトルを意識することも欠かせません。基礎的な内容ですがとても勉強になりますので、ぜひご一読ください。Check it!
サイト訪問者への効果的な3つの戦略

SEOの成果を売上に変えるには? コンバージョンを増やすための3つのCRO戦略(Web担)
記事では、SEOで集めたトラフィックを「売上」に変えるための3つの戦略が紹介されています。
多くの人が「検索順位」や「アクセス数」を重視する中で、この記事筆者は「訪問後に何が起きるか」が最も大事だと指摘しています。つまり、どんなにアクセスが増えても、サイト上でコンバージョンにつながらなければ成果にはならないということです。
記事では、売上を伸ばすための考え方として、次の3つの戦略が示されています。
- ユーザーの行動に合わせたコンバージョンファネルを設計すること
- ブランドやペルソナに基づいて「共感してもらえるページ」を作ること
- サイトのコードや表示速度を最適化し、ユーザー体験を改善すること
少し高度な内容も含まれていますが、どれもとても大切なことです。また、ページの構成や見せ方、動き方を少し工夫するだけで成果につながる内容です。
中小企業にとって特に大切なのは、SEOで「見つけてもらう」だけではなく、見つけたお客さんに「どう伝え、どう動いてもらうか」をしっかり考えることです。この2つがそろって、初めてウェブが売上につながります。
そのような大きな流れがあることを踏まえて、ぜひご覧になってみてください。Check it!
何を見て「問い合わせ」を決めている?

BtoBサイト訪問者はなにを見て問い合わせを決めているのか?決定打となったコンテンツを調査(株式会社Cone)
BtoBサイト訪問者が「どんな情報を見て問い合わせを決めているのか」を調査した結果が紹介されています。
最も多く見られたのは「料金・費用に関する情報」、次いで「自社の課題を解決できる情報」や「導入事例」。そして、実際に問い合わせの決め手になったのも「料金・費用」が1位という結果でした。
一方で、業種によって重視されるポイントが違うことも明らかになっています。たとえば、IT・SaaS業界では「課題解決の具体性」、人材・採用業界では「他社との差別化」、コンサルや制作などその他の業種では「料金や費用感」が最も重視されています。また、サイトの外でも「比較サイト」や「業界メディアの記事」が問い合わせの判断材料になっていることが分かりました。
地方の中小企業にとって、自社サイトのどんな情報が「お客さんにとって決定打になるのか」がわかります。ここに指摘されている情報が自社サイトにないのだとしたら、当然ながらお客様からのお問合せを期待することはできません。
さらに別な視点でこの結果を見ることもできます。
つまり、「どんな情報を見ているのか」で重要視されているのは、「お客様にとって困っていることや興味があること」だということです。これを踏まえれば、中小企業のホームページによくあるような「会社紹介」「事業紹介」だけのサイトでは不十分だということがわかります。会社案内パンフレットのようなホームページには、事業一覧やサービス一覧は掲載されていても、「お客様にとって困っていることや興味があること」、言い換えると「お客様目線での情報」は存在しません。結果、そのようなホームページではお問合せにはつながらない…ということがご理解いただけるかと思います。
問い合わせにつながるサイトにはどんな要素が必要なのか、自社のホームページとは何が違うのか、そんな観点でぜひ記事をご覧いただければと思います。Check it!
「AIブラウザー」がもたらす大きな変化

「ChatGPT Atlas」を使ってみたら感動モノだった! ~エージェント機能が賢すぎる、Chromeの牙城を崩す“新時代のブラウザー”となるか(窓の杜)
OpenAIが発表した新しいAIブラウザー「ChatGPT Atlas」のレビュー記事が紹介されています。
ChatGPTが組み込まれたブラウザーで、ページを開いたまま要約や質問ができるのが特徴です。さらに、AIが自動でWebサイトを操作したり、情報をまとめたりする「エージェントモード」も備わっています。
たとえば、記事では中古スマホの情報を一覧表にまとめたり、メールやSNSの投稿内容をAIが整理・提案したりする様子が紹介されています。まるでAIが秘書のように、ブラウザー上で作業を手伝ってくれるイメージです。
地方の中小企業にとって重要なのは、この「AIブラウザー」という新しい情報の見られ方です。
人がページを読むのではなく、AIが内容を理解して要約し、必要な情報だけを人に伝える時代が始まります。つまり、自社サイトの情報は「AIが読み取っても正しく伝わるか」のようなが新しいポイントが生まれてくるということです。
一方で、AIを使えば自社サイトの情報を簡単に整理したり、競合サイトの情報をまとめて比較したりといったことも可能になります。
情報を「見る側」にとっても、「発信する側」にとっても、大きな転換点に私たちはいます。そんな大きな視点を持ちながら、ぜひご一読ください。Check it!
次回をお楽しみに!
この記事の内容は、ポッドキャストでもわかりやすく解説しています。
通勤や作業の合間に、耳で聴いて理解を整理したい方におすすめです。ぜひ合わせてどうぞ♪
🎧 ポッドキャストで聴く:この記事のポイント
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