地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- 企業の情報発信とSNSの現在地
- Instagramが公開した「フォロワーの増やし方」
- SNS利用実態調査2025
- アンケート回答率を7倍にした工夫
企業の情報発信とSNSの現在地
企業広報とSNSの現在地 プラットフォーム使い分け最前線(アドタイ)
企業広報(企業の情報発信)とSNSの現在地について整理した記事です。
現在、日本のSNS利用者は9,600万人を超え、利用者の9割以上がスマートフォンからアクセスしています。写真や動画を中心としたリッチなコンテンツが当たり前となり、特に若い世代ではSNSが一次情報源になっていると指摘されています。
記事では、主要SNSの特徴についても整理されています。
Xは速報性に強く、Instagramはビジュアルや短尺動画による発信に適している一方で、Facebookは情報の蓄積やコミュニティ形成、TikTokは拡散力の高さで注目されています。さらに、ThreadsやDiscordといった新興サービスも登場し、企業の担当者には変化への柔軟な対応が求められるとまとめています。
さらに、担当者が押さえるべき6つの要点として、以下が紹介されています。
- プラットフォーム特性の理解と最適化
ユーザー層・投稿フォーマット・文化の違いに応じたコンテンツ形式や投稿頻度の最適化(例:Instagramはビジュアル重視、Xは速報性重視)。 - アルゴリズム対応と価値ある情報発信
エンゲージメントの量と質が重要。アルゴリズム変化に影響されても、ユーザー共感を得る質の高いコンテンツを継続することが大切。 - 変化への柔軟な対応
新機能や新興SNSは早期に試し、自社広報に活用できるか検討。競合より先に経験を積むことで優位性を得やすい。 - ユーザーとの対話重視
双方向コミュニケーションとして活用し、コメントや問い合わせへの迅速丁寧な返信、UGCの活用などで信頼を構築。 - リスク管理とガイドライン整備
社内でSNS運用ガイドラインやチェック体制を用意。炎上時の対応フローも事前に整えておく。
※中小企業の場合は「担当者を明確にする」「トラブル時に誰に相談するかを決めておく」だけでも効果的。 - データ活用による継続的改善
分析ツールで投稿反応やユーザー属性を検証し、仮説検証と改善を繰り返す。
この記事の内容は、どちらかというと企業の情報発信担当者に向けた初歩的な説明になりますので、この「今日のピックアップ」を毎回ご覧いただいている皆さんにとって、この内容は「もう知っている」情報かもしれません。しかし、SNSが生活者の情報接点としてどれだけ浸透しているか、改めて立ち位置を確認するには良い機会です。新しいプラットフォームや利用スタイルの変化は、地方企業にも影響してきますので、改めて確認の意味でも(流し読みでもかまいませんので)ぜひご一読ください。Check it!
Instagramが公開した「フォロワーの増やし方」
Instagramがフォロワーを増やすためのヒントを公開
Instagram Shares Tips on How To Grow Your Following(Social Media Today)
Instagramが、「フォロワーを増やすためのヒント」を公式に発表しましたので紹介します。
Reelsやカルーセル投稿の活用方法、魅力的なコンテンツを作るための工夫、投稿頻度の目安など、Instagramを伸ばすための具体的なポイントが整理されています。
どこかの誰かが言っているのではなく、「インスタグラム自身が公表している」ものですので、ぜひ一度は読んでみてください。
とはいえ、英文の画像(インフォグラフィック)で公開されていますので、日本語訳をこちらに記載しておきますね。
FAQ:フォロワーを増やすには?
よくある質問
Instagramでフォロワーを増やすにはどうすればいいですか?
小規模ビジネスでも、マーケターでも、クリエイターでも、知っておくべきことがあります。
フォロワーを増やす方法はたくさんある
- Instagramで成長するには?
すべてはあなたの目標と、あなたやオーディエンスが楽しむコンテンツの種類にかかっています。- 動画が好き?
エンゲージメントの高いリールを作ること が、新しいオーディエンスにリーチする最良の方法です。- なぜ?
リールは、ユーザーが新しいコンテンツを探す「リール」や「発見」タブに表示されるからです。
動画 vs 写真
- 写真はまだ有効?
フィード投稿やカルーセルを継続的にシェアすること が、オーディエンスとの交流を助け、コンテンツの配信を後押しします。- ボーナス情報!
カルーセル投稿は複数回見てもらえるチャンスがあります。最初に表示されなかった画像や動画が再び表示される仕組みもあり、リーチ拡大につながります。エンゲージメント → リーチ → 成長
どうやってエンゲージメントが成長につながるの?
- Instagramは「人々が楽しむコンテンツ」とつなげることを重視しています。
- いいね やコメント はシグナルとなり、誰にどのコンテンツを届けるかの判断材料になります。
- コメントでの交流やフォロワーとの対話は、リーチ全体を増やす効果があります。
どうすればもっと魅力的なコンテンツを作れる?
答えはひとつではありませんが、いくつかのヒントを紹介します
- 共感できてユーモアのある投稿にする(シェアされやすい)
- DMやコメント、リシェアしたくなるようなコンテンツを作る
- リールは最初の5秒で惹きつける工夫をする
- インサイトを見て、何がうまくいっているかを分析する
知ってましたか?
- Instagramには 場所ごとに異なるおすすめシステム があります(例:発見タブ vs リールタブ)。
- ユーザーがどこでコンテンツを見つけ、どのように交流するかによって、表示される仕組みも変わります。
1ヶ月にリールは何本投稿すべき?
フォロワーを増やすには、投稿頻度が重要です。
フォロワー増加が大きかったクリエイターは 月に10本以上リールを投稿 していました。ただし…
- 10本以下でも成長は可能です。無理せず、自分のペースで続けることが大切。
- コンテンツ作りは マラソン であって、短距離走ではない のです。
一番大事なのは「継続」
どんな方法をとるにしても、カギは 一貫性 です。
- いろんな方法を試して、自分に合うスタイルを見つける
- リールは時間がかかる場合もあるけど、カルーセルなら取り組みやすい
- 重要なのは「持続可能なやり方」を選ぶこと
大切なのは 「続けること」。どのような形であれ、あなたに合った形で!
これらから見えてくるポイントは、「Reelsの投稿頻度」と「カルーセルの活用」、そして「継続性」。記事では、フォロワー成長が大きいアカウントは月に10本以上のReelsを投稿していると紹介されています。
これらすべてを完璧に実行する必要はありませんが、ちょっとした工夫で実現できるものもあると思います。加えて、「自分たちが続けられる方法」を見つけて継続することがとにかく一番の近道です。特に地域ビジネスでは、頻度よりも「親しみやすさ」や「地元らしさ」がフォロワーとの信頼関係につながります。
多くの人は「誰かが言っている情報」を目にすることばかりだと思いますが、インスタグラムの公式見解がどのようなものか、ぜひ一度ご覧になってみてください。Check it!
SNS利用実態調査2025
次は、メンバーズが7,000人以上を対象に実施した「SNS利用実態調査2025」です。全国の12歳から60代以上の男女に対して、SNSの利用状況や企業アカウントへの印象を調べた内容で、最新の利用実態が数字で示されています。
調査結果から浮かび上がるポイントは3つ。
- 若い世代のSNSの使い分け
10代・20代は平均で4.7個ものSNSを使い分けています。たとえば、YouTubeでは趣味や興味の情報収集、Xでは商品やサービスの情報収集といった具合に、目的ごとに使い分けが進んでいることが分かりました。 - 宣伝一辺倒は嫌われる
「企業のSNS活用が上手だと好印象を持つ」という人がいる一方で、「宣伝ばかりで不快に感じる」という声も多く挙がっています。期待する情報が得られないとフォローを外される、というのも大きな特徴でした。生活者は「便利で役立つ情報」を求めており、単なる売り込みは受け入れられにくい状況です。 - 運用担当者、いわゆる「中の人」の個人的な発信は不要と思われている
40%以上の人が「担当者の個人的な投稿はいらない」と回答しています。もちろん人柄を伝えること自体が悪いわけではありませんが、ユーザーが本当に知りたいのは商品やサービスに関する有益な情報であり、担当者の私的な発言ではない、という傾向が見えてきました。
これらの結果から、中小企業にとってのポイントは明確です。
リソースが限られている中で、すべてのSNSに手を出す必要はありません。自社の商品やサービス、ターゲットに合ったSNSに絞って取り組むことが大切です。そして、投稿の中心は「売り込み」ではなく「生活者に役立つ情報」。さらに、担当者のキャラクターに頼るのではなく、お客さまが求める実際的な情報を提供することが、長くフォローされる秘訣になります。
「役立つ情報」というと、キャンペーンとか割引きとかそういうことをすぐに想像してしまうかもしれませんが、そうではありません。むしろそれは「売り込み」に他なりません。商品やサービスを提供している「専門家」としての立場から、アドバイスできることであったり、最新のトレンドであったり、法改正にともなう注意喚起であったり、商品やサービスの舞台裏であったり、「なるほど~」「へぇ~」「そういうことか!」のような言葉につながる内容を心掛けるのがポイントです。
(例:工務店なら断熱の豆知識、飲食店なら仕入れや食材の背景、美容室なら季節ごとの髪のケア)
調査には、今現在のSNSの利用の姿が現れています。SNS活用を見直す上で大企業だけでなく中小企業にも参考になる内容ですので、ぜひご一読ください。Check it!
アンケート回答率を7倍にした工夫
ユーザーが「トクする理由」を伝えたらアンケート回答率が7倍に。ショッピングアシストアプリ「PLUG」年間GMV100億円到達までの5つの成長ストーリー。(アプリマーケティング研究所)
次は、ショッピングアシストアプリ「PLUG」が取り組んできた成長の工夫についてまとめられたものです。このアプリは、提携ECサイトから最安値やキャッシュバック情報を探してくれるアプリで、200万以上ダウンロードされている人気サービスです。
記事では、成長の背景にある具体的な改善事例が紹介されています。
例えば…
- アンケート依頼文を「ご協力ください」から「もっとお得を発見するために、あなたについて教えてください」と変えたところ、回答率が7倍になった
- ローディング画面(読み込み中…の画面)を少し工夫しただけで、読み込み中での離脱率が大幅に減少した
- TikTok広告では「冒頭で強い惹きを作り、その後に実演形式で見せる」動画構成にしたことで、1ダウンロードあたりのコストが10分の1に改善した
こうした事例は一見すると「アプリ業界特有の話」に思えますが、私たち中小企業にも参考になる視点が2つあります。
ひとつは、消費者として自分たちが普段使っている便利なアプリの裏側では、こうした改善や工夫が絶えず行われているという理解です。つまり、私たちが体験する「使いやすさ」は偶然ではなく、実験と改善の積み重ねで生まれているということ。
もうひとつは、同じユーザー視点での改善は、中小企業のサイトやSNS発信にも応用できるという点です。
例えば「伝え方を変えるだけで反応が大きく変わる」「問い合わせフォームの待たされ感を減らすだけで離脱を防げる」「お客さんが <財布を持っている場面> で情報を届ける工夫が必要」といったヒントは、そのまま地域ビジネスにも生きてきます。
アプリの話として読むのではなく、「人はどうすれば反応するのか」という普遍的な学びとして読んでいただける記事です。ぜひご一読ください。Check it!
次回をお楽しみに!
この記事の内容は、ポッドキャストでもわかりやすく解説しています。
通勤や作業の合間に、耳で聴いて理解を整理したい方におすすめです。ぜひ合わせてどうぞ♪
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