地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- 購入フェーズごとのInstagramの使われ方
- 旅行にも利用される生成AI
- GEO・AEOを冷静に判断するオンラインメディア
- Google AIモードの提供開始
Instagram上の購入体験
SNSにおける購買行動に関する調査結果~Instagram編~(excrie)
今回紹介するのは、SNSと購買行動に関する調査結果、Instagram編です。全国2,400人を対象にしたアンケートから、Instagramの使い方が「商品認知」「情報収集」「比較検討」の各段階でどのように変わるかが明らかにされています。
注目すべきは、保存した投稿の55%以上が購入につながっているという点です。
男性では68.6%、女性では49.1%と差はあるものの、「保存」が購買行動のきっかけになっていることがデータで裏付けられています。
さらに、男女で利用する機能に特徴が見られます。
- 商品認知の段階では、男性はストーリーズ36%、広告34.9% をよく利用。
- 女性は、発見タブ36% が最多でした。
- 情報収集では、男女ともにハッシュタグ検索が最多(男性35.5%、女性38%)。
- 比較検討の段階では、男性はストーリーズ38.3%、女性はハッシュタグ検索37.8%が最も多く使われていました。
つまり、Instagramは単なる「認知」の場ではなく、購買に直結する行動が段階的に起きており、しかもその使い方には男女差やフェーズごとの違いがある、ということがわかります。
私たち中小企業にとってもこの気づきは重要です。加えて「ユーザーがどの段階でどの機能を使うか」を把握しておくことも、インスタグラムに投稿に役立つのではないかと思います。例えば、若い女性層に商品を知ってもらうには発見タブを意識した投稿が有効ですし、男性に情報を届けたいなら公式アカウントや広告の整備が欠かせません。また、ハッシュタグ検索やストーリーズは購買直前の検討段階でも使われるため、適切な情報を用意しておくことが大切です。
Instagramの利用実態を理解して、自社の情報発信や投稿設計にぜひ役立ててみてください。さらに詳しい調査結果も掲載されています。Check it!
旅行にも利用される生成AI
次は、旅行と生成AI利用に関する調査です。
全国の旅行経験者を対象にしたアンケートで、旅行関連の情報収集に生成AIを使った人は8割近くにのぼりました。
行程作成や交通手段の検索、グルメ情報の確認など、これまで検索エンジンや旅行サイトに頼っていた部分で、予想以上に多くの人が生成AIを利用している実態が明らかになりました。また、調査結果では、AIが誤った情報を回答することもあると利用者自身が自覚した上で活用していることも示されています。
この調査結果で私が注目しているポイントは2つです。
1つ目は、旅行の分野においても、生成AIが調べる道具として利用されているということ。先に書いたように、8割の人が旅行の情報収集に生成AIを利用しています。
2つ目は、利用者の多くが生成AIを「高度な情報検索ツール」と捉えている点です。
一般に、生成AIは、文章作成やアイデア出し・データ分析などの作業効率化に利用されている印象があるかと思いますが、この調査によると、検索や比較検討といった「調べる」ための利用が中心になっていることが示されています。
地方の中小企業にとってまず大事なのは、AIは大企業や先端企業だけの話ではなく、すでに旅行・観光の場面でも調べるために使われ始めているという事実を理解することです。その上で、まだ手を付けてないのであれば、自分たちも実際にAIを利用してみることが必要になっていきます。
皆さんが思っている以上に、個人において AI の利用が広がっている実態を再確認できるのではないかと思います。ぜひご覧ください。Check it!
GEO・AEOを冷静に判断するオンラインメディア
大きな注目を集めているものの、出版社はGEOを重視していない
Despite the hype, publishers aren’t prioritizing GEO(DIGIDAY)
私の記事を読んでいらっしゃる方はすでに何度も目にしている事実かもしれませんが、いま、検索からのアクセスが減っていることが大きな話題になっています。検索エンジンは以前のように自社サイトにお客さんを運んでくれる存在ではなく、AIが回答を表示することでGoogle自身の中で完結させる「競合」のような存在になりつつあります。
この流れの中で注目されているのが「GEO(Generative Search Optimization)」や「AEO(Answer Engine Optimization)」と呼ばれる、新しい最適化の考え方です。つまり、生成AIや回答エンジンに、自社の情報を引用してもらえるよう工夫するというものです。
ただし記事では、大手の出版社・ニュースメディアやSEOの専門家たちが、このGEOに対してまだ懐疑的であることが紹介されています。
理由は、現状において、AIの仕組みが頻繁に変わり、どの情報が取り上げられるか分からない、成果を測るデータがない、確立された手法も存在しない、といった不確実さが多いためです。実際には「従来のSEOの基本がそのまま効いているだけで、GEOはまだ名前だけが先行しているのでは」という声も出ています。
実際、日本においても YouTube などでとてもたくさんの情報が投稿されていますが、「そうかもしれないけど、それ本当…?」「生成AIがブラックボックスの中で、どういう根拠があるの?」と思われるものも数多くあります。今はまさにSEO から変わる潮目ですので、そこをビジネスチャンスとしてとにかく情報をぶち込んでくる業者が多いというのは理解できますが、記事にもあるように、まだまだ状況が何も定まっていない…というのが実際です。ですから、この議論の行方をきちんと追いかけつつも、いま無理に新しい手法へ飛びつく必要はない、まずは自社サイトの情報を正確に整え、SEOの基本を大切にすることが、依然として最も重要な対策になります。(もちろん、リスク覚悟で、間違っているのかもしれないけどそこに投資するというのも経営判断としてはアリです)
一方で、生成AI時代の検索がどう動いていくかは、今後必ず影響してきます。ですからその動向だけはしっかりと見ていく必要はあります。ぜひ一度、この記事をご覧ください。Check it!
Google AIモードの提供開始
Googleの「AI モード」が日本を含む、180以上の国・地域で提供開始。新たに「エージェント機能」も実装(Web担)
ついに日本でも、GoogleのAI検索がさらに新しいステージに進むことになりました。これまで米国・英国・インドで提供されていた「AIモード」が、180以上の国と地域に拡大し、日本でも利用が始まっています。
このAIモード、従来の「AI Overviews」が検索結果を要約して見せてくれる仕組みだったのに対して、AIモードはGoogleのAIが直接回答するという点が大きく異なります。つまり、利用者がリンク一覧や要約から回答を選ぶのではなく、最初からAIの答えが提示される、検索そのものがさらに生成AI型へとシフトしているということです。
さらに、もうひとつの大きな変化がエージェント機能です。
第一弾として、まずは「レストランの予約検索」が導入されました。人数や日時、料理の種類を入力すると、複数の予約サイトを横断して空席を確認し、そのまま予約までしてくれるそうです。こちらもいずれは、レストランだけでなく、地域の店舗やサービスの予約、イベントチケットなどにも利用されることは広がっていく予定とのこと。今回は米国・英国・インド限定での導入だそうですが、いずれ日本にもサービス提供されるのは間違いありません。
AIモードは「検索の在り方」そのものの変化。
エージェント機能は「検索から行動への直結」。
この二つが同時に進み始めたことが、今回の発表の大きなポイントです。
地方の中小企業にとって大切なのは、こうした検索の進化がいずれ地域ビジネスにも影響してくるということです。まずは「AIが直接答える検索」が始まった事実を理解し、次に「AI経由で予約や行動につながる時代が来る」と意識しておくことが必要です。どんなサービスなのか、ぜひご一読ください。Check it!
次回をお楽しみに!
この記事の内容は、ポッドキャストでもわかりやすく解説しています。
通勤や作業の合間に、耳で聴いて理解を整理したい方におすすめです。ぜひ合わせてどうぞ♪
🎧 ポッドキャストで聴く:この記事のポイント
情報発信を見直すきっかけに
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