地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- SNSの裏にある秘密のアルゴリズム
- 「付加価値」の生み出し方・伝え方
- 「伝わる」ように伝えるコツ
- GEOとSEOの未来
SNSの裏にある秘密のアルゴリズム
私たちが日常的に利用している Instagram、Facebook、TikTok、X は、知り合いの投稿だけが表示されるのではなく、私たちの興味関心に合わせてSNSのアルゴリズムが自動的に投稿を選び出して表示しています。記事では、このアルゴリズムがどのように稼働しているのかが解説されています。
SNSのフィードは、私たちが「どの投稿に反応するか」を予測し、重み付けしたスコア順に並べられています。いいね・コメント・シェア・視聴時間など、複数の行動ごとにポイントを設定し、その行動を取る確率と掛け合わせて合計し、スコアの高い順に投稿が表示されています。調査の結果、それぞれのSNSは個別の会社によって運営されていますが、そのアルゴリズムが非常に似かよっていることも紹介ざれています。
記事を読んでいただくと、このアルゴリズムが私たちを夢中にさせ、ときに中毒状態にまで持っていく巧妙な仕組みがわかります。また、批判コメントやネガティブな反応は、アルゴリズムにとって、投稿を表示させないことではなく、「この人は否応なく反応してくれる」高ポイントとして評価され、似た内容がより多く表示されることもあります。記事内の「KFCが家の近くにどんどん移動してくるという例え」は、興味のあるものがフィードに増えていき、次第にSNSにからめとられていく様子を的確に表しています。
一方で、情報を出す私たち中小企業はこの話をどのように捉えたらいいでしょう?
私たち中小企業は、伝えたい思いを込めてSNSに投稿しますが、実際にはこうしたアルゴリズムによって加工・翻訳され、お客様のフィードに届いています。良し悪しは別として、「このロジックを通して届く」という前提を理解することが、戦略的なSNS活用の第一歩です。どんな反応がどう評価され、どんな形で拡散されるのかを知っておくことで、より狙い通りの発信に近づけることができます。
ぜひご一読ください。Check it!
「付加価値」の生み出し方・伝え方
元キーエンス田尻氏が詳解、売上2倍の地方旅館「成功」再現にIT企業が挑んだ結果は…(ビジネス+IT)
地方旅館の売上を2倍にした成功事例を、IT企業が自社に応用した取り組みが紹介されています。旅館では、農業体験や囲炉裏での夕食、伝統工芸体験などを組み込み、体験料金や特産品販売で収益を拡大。リピーターを増やすことで売上を倍増させました。
IT企業がの取り組みで注目すべきは、地方旅館が売上を2倍にした事例をそのまま真似たのではなく、「なぜ成功したのか」という要因を3つに整理し、それぞれを自社の活動にどう置き換えられるかを検討した点です。3つの要因とはそれぞれ以下です。
- 非日常ロケーションと地元資源の活用
- 体験による長時間滞在と複数の収益ポイント
- SNS拡散を前提にしたビジュアル設計
このうち自社で実現可能な2番目、3番目を選び、それぞれ、「オンラインハンズオンやワークショップ」「SNSで広がる仕組み」として取り入れることで、同じ構造を社内に作り出すことに成功しました。
この取り組みは私たち中小企業にとって非常に勇気づけられるものです。
他業種の成功事例も表面的な違いで「うちには無理」と切り捨てず、成功要因を抽出して自社に置き換えること。そして、その過程で生まれた「付加価値」を社内にとどめず、SNSやウェブサイト、プレスリリースなどを通じて外部に発信すること。この流れがしっかりと見えてきます。
「付加価値」を創出し、「価値を可視化」し共有することで、新規顧客や協力者を呼び込み、次の成果につなげられます。
ぜひご一読ください。Check it!
「伝わる」ように伝えるコツ
「伝わらないのは相手が悪い」と思っているのは残念な人?――聞く人を混乱させない! 説明上手になる2つのメソッド(東洋経済)
ビジネスの場で「説明力」を高めるための具体的な方法が紹介されています。
記事では、相手が本当に知りたい情報を最初に伝えること、話の「現在地」を示して聞き手を迷子にしないこと、そしてわかりやすい言葉を使い、振り返りで改善することが重要だとしています。
例えば、説明の構造化。ニュース番組がトップニュースから始めるように、相手の関心や重要度の高い内容を先に出すことがポイントとのこと。そして「ここまで◯◯を説明しました。次に△△です」や「1つめ、2つめ、3つめ」といったサインポスティングで、聞き手に流れを示すことも紹介されています。そして(耳が痛いですが…)伝わらない原因を相手のせいにせず、自分の伝え方を見直す姿勢、説明後に振り返り改善する習慣も強調されています。
この考え方は情報発信にも応用できます。
商品説明やサービス紹介でも、相手が知りたいことを優先し、構造化してわかりやすく伝えることで、興味を持たれやすくなります。
さらにこのように捉えることもできます。
「自分が話したい順番」で説明するのではなく、相手が知りたい情報を起点にして構成し、その中に自分が伝えたいことを組み込むことで、結果的に自分のメッセージも確実に届くようにする、という考え方です。商品説明やサービス紹介の際、まずお客様が本当に知りたい情報を起点に話を組み立てる。その中で自然に自社の強みや伝えたい価値を盛り込み、構造化して迷子にさせないようにすることで、限られた接触機会でも確実にメッセージを届けられます。
そんな「伝わる伝え方」の参考になりますので、ぜひご一読ください。Check it!
GEOとSEOの未来
SEOはなくならないものの、生成AIの登場で新たな進化の段階に入っていることが紹介されています。
ChatGPTやPerplexityなどの生成AI向け最適化「GEO(Generative Engine Optimization)」が、これからのSEO戦略の核になるとされ、これまでの検索大手、GoogleやBingなどもすでにAIを組み込んでいます。
Googleも「10本の青いリンク」の時代は終わり、新しい「検索」の時代に入っているだけでなく、検索の場がGoogleだけでなく、SNSやフォーラムなどにも多様化しているだけでなく、これらのプラットフォームもAIの学習や引用元になるため、幅広い場所でブランドを露出させる必要があるということが、現在の流れのようです。また、キーワード偏重ではなく、ユーザーの意図に沿った有益で構造化されたコンテンツが重要で、ページ更新や独自データの提供も効果的とされています。
この場で毎回紹介していますが、今、「検索」は登場して以来の大きな変化を迎えています。手段としては「検索」という表現ですが、中小企業にとってそれは、「お客様と出会う場」に他なりません。お客様と出会う場が、かつてないほどに大きく変化していると理解しなくてはいけません。
記事内容は少し専門的ですが、今起きている大きな変化とこの先の「検索」の変化も紹介されていますので、ぜひご一読ください。Check it!
次回をお楽しみに!
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