地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- BtoBマーケでもSNSは必要
- 「購買行動に連動する」SEO戦略
- 生成AIでサイト分析、SEOに活かすには
- 「購入のされ方」を可視化する分析手法とは?
BtoBマーケでもSNSは必要
【BtoBマーケ】使わないと時代遅れ?YouTube/X/LINEの活用を数値データを交えて解説(MarkeZine)
YouTube、X、LINE というと BtoC 向けのプラットフォームのように思われてしまいますが、BtoBの現場でも「YouTube」「X(旧Twitter)」「LINE公式アカウント」を活用することの効果が事例とともにわかりやすく紹介されています。それぞれに、BtoC とはポイントが異なっているのですが、それについても解説されています。
たとえばYouTubeでは、バズルことが目的ではなく、再生数が数百~数千回でも十分売上は立つとのこと。その上で、まずは、「サービス紹介動画」「ノウハウ網羅系動画」「ウハウ系動画(逆張り系)」「事例インタビュー動画」の4つの動画から始めるのがいいと紹介してくれています。
Xでは、毎日投稿する必要はなく、週1〜2回の投稿で十分とのこと。実体験だけでなく、他社の事例や業界ニュースをまとめた投稿でも成果が出ることが示されているそうです。
そしてLINEでは、メルマガよりも10倍効果が出るとされており、登録直後のステップ配信や診断コンテンツなどの活用が効果的とのこと。実際、LINEを導入した結果、月4件だった受注が156件に増えた事例も紹介されています。
中小企業にとっても、これらのSNSは「やる・やらない」の選択ではなく、「どう使うか」を考える段階に来ていると言えます。「うちは BtoB だから関係ない…」とは思わずに、ぜひ SNS の活用を検討していただきたいと思います。別な言い方をすると、あなたの会社がやらなくても、競合がこれらを実施することよって、オセロの白黒がひっくり返ることも十分考えられる…というのが現在の情報発信の世界だということです。Check it!
「購買行動に連動する」SEO戦略
SEO戦略を購買意欲の段階に合わせて調整する方法(Search Engine Land)
SEOというと、検索キーワードから自社サイトへの訪問者を増やすことだと考えてしまいますが、記事では、SEOとユーザーの購買意図を一致させる考え方が紹介されています。少し難しい表現ですが、SEOやコンテンツ設計を「キーワード中心」ではなく、「ユーザーの購買意図」に合わせて考えることがポイントだと説明されています。
たとえば、ブランド(社名や商品名)を知ったばかりの人に、いきなり「無料相談」や「デモ体験」を促しても、うまくいきません。そのタイミングでは、もっと前の段階――つまり「何が問題なのか」「どういう選択肢があるのか」を知りたいと思っているからです。
記事では、ユーザーの購買行動を「認知 → 検討 → 決定」の3段階に分け、それぞれに合ったコンテンツの作り方を解説してくれています。ポイントは、「今どの段階の人に向けた内容なのか」を明確に意識すること。
- まだ課題に気づいたばかりの人には
→ ブログ記事やSNS投稿、調査レポートなど「気づき」を与える情報を - 比較・検討している段階の人には
→ 製品紹介や事例紹介、診断コンテンツなど「選ぶ理由」を伝える情報を - もう購入を決めかけている人には
→ 価格表やレビュー、導入事例など「背中を押す材料」を
このように、ユーザーの購買行動に合わせてサイト内容を準備し、さらにその購買行動の段階に合わせてSEOを施すことがポイントです。かなり高度な施策ですが、「利用者の目線に立った」SEOとして実に理にかなっている内容です。
もう一つ重要な視点は、「いきなり売ろうとしない」ということ。
自社のことをまだ知らない人に、いきなり「買ってください」は無理があります。でも、相手が今どの段階にいるかを意識して、必要な情報を順を追って伝えれば、「無理に売り込まなくても自然と問い合わせが来る」流れがつくれます。これこそが、「売れる仕組みづくり」をベースにした情報発信に他なりません。
記事は SEO に特化した内容ではありますが、もう少し広い視野でご覧いただくことで、今あるホームページやブログ、SNS発信も、「誰に、どの段階で見せるものか?」を見直すだけで、大きく変わるということが実感できるのではないかと思います。
英文の記事ですので、翻訳機能をりようしてご一読ください。Check it!
生成AIでサイト分析、SEOに活かすには
SEOコンテンツ戦略を生成AIで効率化、競合調査に活用する6つの方法(前編)(Web担)
生成AIを使って競合を調査したり、SEOコンテンツ戦略を効率化する方法が紹介されています。口コミなどを少し見ただけでユーザー理解できた気になるのは危険だと筆者は指摘し、AIを活用することでユーザーのリアルな関心や競合の強みを正確に把握できると解説しています。
具体的には、次の4つの方法が紹介されています。
- 方法1
自社や競合のウェブサイトをAIに分析させることで、ターゲット層や独自の強みを明らかに。さらに、レビューサイトのコメントをAIに読ませて、「買う前に何を不安に思っているか」なども抽出可能です。 - 方法2
掲示板などで、ユーザーの関心や投稿パターンを分析。リアルなニーズや使われている言葉が見えてくる。(海外の記事ですので、ここでは Reddit という掲示板が取り上げられています) - 方法3
Google Geminiを使って、業界の最新トピックやニュースを抽出。ただし、情報の正確さは必ずチェックが必要。 - 方法4
Google Discoverのデータを使って、「どんな記事がクリックされやすいか」「季節ごとにどんな話題が注目されるか」といったトレンドパターンを可視化。AIが見出しやh1タグの改善案まで出してくれるのも特徴。
※この記事は「前編」です。 後編ではさらに方法5、6が紹介されています。
中小企業はこれまで、このような調査まで手が回らなかったのが実情です。ですが生成AIを活用することで、(手間がかかりすぎて不可能だった)これらの調査が簡単に実施でき、「実際の声や動き」をもとにした施策が打てるようになります。
例えば、「競合が何を発信していて、どう見られているか」、「うちのお客さんが実は何に困っているか」、そのような分析も、(無料版であっても)AIを使えばある程度把握できる時代です。「AIは難しい・遠い存在」ではなく、調べものや下調べの効率化ツールとして使うだけでも、サイトの質とお客様の反応が変わります。
中小企業でも活用できる生成AIを活用したサイト分析の一例として、ぜひご一読いただきたいと思います。Check it!
「購入のされ方」を可視化する分析手法とは?
売上の裏にある「購入のされ方」を理解する、間口・奥行き分析を解説!(MarkeZine)
記事では、「売上が上がった/下がった」という結果だけを見るのではなく、「誰に・どう買われたか」を分解して理解することの重要性が解説されています。
ポイントとなるのが「間口」と「奥行き」という2つの指標。
- 間口 = 買ってくれた人の数や購入率
- 奥行き = 1人あたりの購入頻度や金額
この2つを見ることで、「売れてる=たくさんの人がちょっと買ってるのか」「少人数だけどたくさん買ってるのか」を見極めることができる、というわけです。
さらに記事では、商品やブランドを「間口×奥行き」の4象限で分類し、「売上の構造」を図で一目で把握できる分析法が紹介されています。また、売上の変化を「時系列で見る」「ブランド間で比べる」といった多角的な視点を加えることで、具体的な改善策が見えてくる、と解説されています。しかも分析方法は、Excelでできるバブルチャートや分解ツリーなど、特別なツールが不要というのもありがたいところです。
「感覚ではなくデータで見る」ということの大切さは、頭で理解していても実践はなかなか難しいもの。ですが、もし売上が落ちたとき、「なぜ?」と考えた時に、新規のお客さんが減ったのか(間口の問題)リピートが減ったのか(奥行きの問題)を見分けられると、打ち手が明確になります。中小企業でも手が付けやすく、戦略の立て方のヒントが詰まった内容ですので、ぜひご一読ください。Check it!
次回をお楽しみに!
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