地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- YouTubeが教えるショート動画の作り方
- AI検索時代のマーケ戦略
- 消費者が前提とする価値観の変化
- 生成AIに思考が奪われる?
YouTubeが教えるショート動画の作り方
スマホと三脚があれば気軽に始められるShortsは、いまYouTubeで最も急成長しているコンテンツ形式です。1日あたり70億回以上再生されてとのこと。その Youtubeショートについて、Youtube 自信が、魅力的な動画の作り方を紹介しています。
まずはターゲットに合わせた内容が重要とのことで、チュートリアル(How-to動画)、コメディ系のスキット、舞台裏の紹介、トレンドチャレンジ、音楽系の短い演出が人気のジャンルとしてあげられるそうです。また、動画そのものだけでなく、タイトルや説明文の工夫、ハッシュタグの活用、トレンド音源の使用なども再生数を伸ばすポイントとされています。
さらに、定期的に投稿すること、ショートから他の動画やライブへ誘導、コメントへの返信などでファンとつながること、SNSで動画をシェアして露出を増やすこと、トレンド音源の活用なども運用のコツとして紹介されています。
YouTube Shortsの活用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。英文の記事ですので翻訳機能を利用してどうぞ。Check it!
AI検索時代のマーケ戦略
生成AIの進化によって、検索とマーケティングのあり方が大きく変わり始めている現状が紹介されています。GoogleのAI Overviewの登場により、ユーザーが企業のページまでたどり着かないケースも増えているとのこと。
今後は、AIが得意な情報領域はAIに任せ、「体験談」や「専門性のある意見」など、AIでは代替できない部分に注力することがポイントだと指摘されています。
さらに、今後3年以内に進めるべき「検索」以外の対策として、以下の3つが解説されています。
- 第一想起ブランドの確立と維持
- 代名詞的なチャネルの確立
- AIに選ばれるサイト、ブランドの確立
生成AI・AI検索の登場により「次はこうしろ!」という情報が増えてきています。情報の中には(特に、個人がインプレッション獲得を目指したり、副業と銘打っているものを中心に)「それはどうだろう…(^^;」というものもあったりするのですが、今回のこの記事で紹介されている内容は、中長期的な視点で王道を行っていて個人的には好きです♪
AI検索時代のマーケティング方針を考えるうえで、ぜひ参考にしてみてください。Check it!
消費者が前提とする価値観の変化
なぜ広告炎上は繰り返されるのか(Business Insider)
広告の炎上がなぜ繰り返されるのか、その背景と対策について解説されています。
「全国向け広告は大企業の話だから、うちには関係ない…」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、記事を読むとそうは言っていられないことが理解できます。
記事の中で、「この広告表記のどこに問題があるのか…?」という問いがあるのですが、恐らく圧倒的多くの人は「その問題」に気づかないのではないかと思います。
問題の背景にあるのは、消費者が前提としている価値観や受け取り方が、以前とは大きく変わっているということ。
このことに気づくと、たまたま広告の炎上という形で表面化していますが、私たち中小企業も立脚している「ビジネス環境」「情報空間」が以前とは大きく変容しているという事実がわかります。このことを(この記事が目的としているように)自社のリスク回避に利用するのか、新しいビジネスチャンスとして活用するのかはあなた次第ということになります。
広告を出す出さないに関係なく、中小企業にとっても知っておきたい指摘です。ぜひご覧ください。Check it!
生成AIに思考が奪われる?
AIに文章を書かせたら、実は思考も書き換えられているかも(Forbes Japan)
生成AIの活用が広がる中で、私たちの「考え方」そのものが変わりつつあるのではないか、そんな問いが投げかけられています。
効率が上がる一方で、AIに頼りすぎることで、自分で深く考えたり、文章を構成したりする力が少しずつ失われているかもしれないという指摘です。
私自身も同じこと感じることが増えてきました。
例えばこの「ピックアップ」を作成する際には生成AIを利用しているのですが、生成AIがどんどん賢く振舞うようになればなるほど、ツールとして使っているつもりが、「いつの間にかAIの提案に頼りすぎている…」そんな感覚を覚えることがあります。
この先、この指摘は多く見られることになるはずです。気になる方は、ぜひご覧ください。Check it!
次回をお楽しみに!