地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- イーロン・マスク氏、Xのリンク制限を認める
- 各SNSの「外部リンク」対応
- JA全農の「攻めない」SNS運用に学ぶ
- 直球勝負のサイト改善
イーロン・マスク氏、Xのリンク制限を認める
業界的には知られいることではありますが、X が、外部リンクを含む投稿の表示を制限していることを明らかにしました。記事では、人々がニュース記事を読むことを事実上制限しているということに焦点を当てています。
これは、外部リンクによってユーザーが X から離れてしまうことを防ぐために実施されているもので、X が求めるのは、投稿自体にテキストや画像・動画を組み込み、X の中でコミュニケーションが完結することです(X での滞在時間を長くするのがビジネスですから)。結果、これらの制限により「ほら、あそこにいい記事(動画)があるよ!」という外部リンクを含んだ投稿はあまり人に見られないまま葬り去られています(閲覧がゼロになるわけではありません)。
イーロン・マスクは、「リンクは投稿の返信ポストの中に書けば制限の影響を受けることはない」と解説はしていますが、本質的なポイントはそこではありません。X がもはや、発見してきた新しい情報(これは多くの場合、外部リンクの形になります)を共有する場として適さなくなっているということことが本質的な部分です。これに対してユーザー側が「いやいや、そんなことよりも楽しい動画がいっぱい流れてくるから X がいい」となるのか、「X 以外に居場所を求める」ようになるのか、その選択が生まれており、新しい選択の一つとして、Bluesky の注目が集まっているという流れになっています。
ちなみに、Facebook でも同じ制限が以前から組み込まれています。2本目の記事と合わせてご覧ください。Check it!
各SNSの「外部リンク」対応
大手ソーシャルプラットフォーム各社の外部リンクに関する立場(Social Media Today)
1本目の記事に関連して、各SNSで「外部リンク」がどのように扱われているのかがまとめられている記事です。先に書いたように Facebook でも表示制限をしているのですが(そのため最近、外部リンクはコメント欄に書く人もいますね)、記事では少し違った視点で紹介しています。実は Facebookは以前、「インターネットの中の Facebook」 ではなくて、「インターネット=Facebook」にしようと強力に推し進めていた時期があります。そのため、様々なニュースサイトの記事を Facebookに投稿してもらうようにニュース会社と契約していたのですが、その野望は挫折し、紆余曲折を経て現在のようなアルゴリズムをベースにした投稿表示に切り替えました。
そのような背景とともに記事を読んでいただくと、より理解しやすいかと思います。英文の記事ですので、翻訳機能を利用してどうぞ。Check it!
JA全農の「攻めない」SNS運用に学ぶ
“企業アカウント然”としない投稿でフォロワー数27万人超、JA全農広報部に聞くSNS運用の心得(MarkeZine)
JA全農のSNS運用の舞台裏を紹介した記事です。大手企業っぽくないところが共感が持てる上に、「押し付けがましくない投稿を続ける」や「バズればいいわけでもなく、一定のクオリティの投稿を積み重ねていくこと自体が大事」など、取り組み方は中小企業にも大いに参考になります。もちろん JA全農という大きなブランドがあってのことではありますが、「積極的に攻めないSNS運用」をぜひご覧ください。Check it!
(期間限定の記事ですので、お早めにどうぞ♪)
直球勝負のサイト改善
あなたのWebサイトで真っ先に変えるべき5つの改善策(バズ部)
直球勝負でWebサイトの改善策を5つとありげてくれています。そのまま多くの企業に参考になります。ぜひご覧ください。Check it!
次回をお楽しみに!