地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- 「アプリ改善」の事例を「サイト改善」に利用しよう
- ChatGPTの「一歩先」の使い方を知る
- 中小企業のセキュリティ対策を実例から学ぶ
- 「Threadsがフォロー投稿のデフォルト表示をテスト」の意味
「アプリ改善」の事例を「サイト改善」に利用しよう
マッチングアプリの写真を「長方形」にしたらコミュニケーションが促進。累計登録数2,000万を突破した「ペアーズ」成長の裏側と、マッチング品質を高めた3つの工夫。(アプリマーケティング研究所)
マッチングアプリ「ペアーズ」の舞台裏が紹介されています。アプリの改善の話ではありますが、コミュニケーションをより増やすために写真を丸から四角に変更した理由や、ユーザーがより使いやすいようにメニューの表示方法に施した工夫などは、私たち中小企業がサイトを見直す場面にも大いに生かせる内容です。「へぇ~ そういう工夫で変わるんだ..」という気づきが多い記事です。Check it!
ChatGPTの「一歩先」の使い方を知る
生成AIで会社の要件定義プロセスを100倍高速化した話(@Umeco_co)
生成AIを活用して社内業務を効率化した具体例が紹介されています。生成AIを活用して、提案資料に必要となる条件などを書き出し、それを最終的にパワーポイントの資料に出力するまでが生成AIによってなされています。
「ChatGPTを利用した効率化」というと、ChatGTP と会話をしながらテキストでまとめていくという作業が取り上げられていますが、ここで紹介されている内容は、その一歩先の生成AIの活用方法になります。いきなりそこまで実施する必要もありませんし、実際、自社内で行うにはエンジニアが必要になりますが、まずは「生成AIを活用することでこのようなことができる」という事実を知っていることが大切かと思います。ぜひご覧ください。Check it!
中小企業のセキュリティ対策を実例から学ぶ
企業を実際にサイバー攻撃してみたら…? 実例から学ぶ中堅・中小のセキュリティ対策(ASCII)
情報漏洩などの情報セキュリティがニュースに取り上げられるのは大企業ばかりですが(被害人数の規模がニュースになりますから当然ですが…)、中小企業であってもセキュリティ対策が必須な時代です。記事では、セキュリティ対策会社が実際に、(セキュリティ対策をしている)中小企業を攻撃してみた結果が紹介されいます。どのような結果だったのかぜひ記事をご覧ください。Check it!
「Threadsがフォロー投稿のデフォルト表示をテスト」の意味
Threads は、タイムラインに表示させる投稿をアルゴリズムによって選定しています。以前の FacebookやTwitter、Instagram は、友達やフォローしている人の投稿を時系列にタイムラインに表示していましたが、FacebookもXも Instageram も表示をフォロワー重視からアルゴリズム重視へと変更しました。これはプラットフォーム側にとって、その方がユーザーの滞在率や巻き込み度が大きいからに他なりません。利用者側からすると、興味ある分野のまだ見知らぬ投稿に「出会える」という面ではプラスに働く一方で、どうでもいい投稿の表示が増えたり、フォローしている人の投稿が全然表示されてこなくなってしまったりと「アルゴリズム表示の弊害」も指摘されるようになってきました。
そのような流れの中での今回の出来事は、(X離れやBluesky への注目とも関連しながら)SNS の大きな転換点になる可能性もあります。記事としては単に「Threadsがテストするんだって♪」という内容でしかありませんが、このような背景があることを踏まえてご覧いただければと思います。英文の記事ですので、翻訳機能を利用してどうぞ。Check it!
次回をお楽しみに!