地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- AI検索 11の視点
- 縦型動画広告の世界を覗いてみる
- AI検索を「インフルエンサー」として捉える
- インスタグラムなりすまし被害
AI検索 11の視点

SEOを超えて:生成エンジン最適化が検索の未来である理由(Frobes Japan)
ChatGPT や Claude、Gemini など、AIを使った会話型エンジンが広がる中で、企業は「検索エンジン向けのSEO」だけでなく、「AIが回答を作るための最適化=GEO」を考える必要がある、という内容が紹介されています。この記事では、世界のマーケティングリーダーたちが、GEOの時代にブランドの可視性や信頼性をどう高めているのか、11の視点からまとめています。
特に注目すべきなのは、AIが評価するポイントがキーワードの多さではなく、明確で構造化された回答や、信頼できる情報源として引用されること、そして AI が扱いやすい 長文で豊かなコンテンツ だという点です。また、AIは単に企業を「見つける」だけではなく、企業の情報をもとに「ブランドを定義してしまう」ことも強調されています。そのため、マーケティングやSEO、PR、分析などの部門が連携しながら、AIにとって読み取りやすく、正しく引用される情報を整えていく必要があると述べられています。
AI検索との関係で私たちが知っておかないといけないのは、AIが企業をどう「語る」のかが、日頃の情報発信や露出の内容に左右されるという点です。検索順位だけでなく、AIにとっても信頼される情報源になっておくことが、今後ますます重要になることが示されています。
従来のSEO という切り口から少し離れた意識を持って、ぜひご覧になってみてください。Check it!
縦型動画広告の世界を覗いてみる

「動画と相性が悪い」と思っていませんか?BtoBやニッチ商材でも成果を出す縦型動画広告3つのコツ(ANAGRAMS)
BtoB やニッチな商材でも縦型動画広告で成果を出せるという内容が紹介されています。一般的には「動画と相性が悪そう」と思われがちな商材でも、実際にはコンバージョン数を伸ばしながら、獲得単価も抑えて配信できている事例が示されています。
記事では、
- 動画は「複雑な価値」を1〜2秒で直感的に伝えられること
- 静止画より情報量が多く、長尺動画より制作コストが低いこと
- 縦型なら複数の媒体にそのまま出せて、検証スピードも速いこと
が具体的に紹介されています。また、成果を出すためには「ターゲット以外に反応されにくいこと」と「顧客になりうる層を広く受け止めること」、この2つのバランスが重要であるとも説明されています。
縦型動画広告はかなり縁遠い存在かもしれませんが、意外にも中小企業でも活用できる選択肢であるという点がお分かりいただけるかと思います。
また、記事の中で説明されている、縦型動画で成果を出すための「リサーチ」「台本づくり」「撮影・編集」のヒントは、広告だけでなく、自分たちで動画を作る際にも参考になる内容です。なかなか触れる機会の少ない「縦型動画広告の世界」かもしれませんが、「そういう世界があるのか~」という軽い気持ちでご覧になってみてください。Check it!
AI検索を「インフルエンサー」として捉える

AIの可用性がブランドにとって新たな戦場である理由(Search Engine Land)
この記事では、「GEO」「AI SEO」といった言葉の議論よりも、その背景にある大きな変化――AI availability(AIに見つけてもらえる確率)という考え方が重要だと説明されています。
AIは今や検索技術ではなく、人々の意思決定を左右する最大級のインフルエンサーとして使われています。ChatGPTの調査でも、多くの利用が「何を選ぶか」「何を買うか」といった日常の判断に使われていることが示されています。つまり、AIに名前が出てこない企業は、市場でも見つからなくなってしまう可能性があるということです。
記事の中で特に重要なのは、AIが情報を見るときの基準です。
従来のキーワードではなく、どんな状況でその商品が選ばれるか”という文脈(カテゴリーエントリーポイント)を手がかりに、AIが「課題を最も解決できるブランド」を選び出すと説明されています。そのため、企業は「自分たちがどんな場面で役に立つのか」を、文章や第三者の情報としてしっかり残しておく必要があります。
中小企業にとってのポイントは、AI検索はSEOの延長だけではなく、PR・口コミ・地域での評判づくりなどプロモーション全体が関わる領域になっているということです。Google対策だけでなく、レビュー、地域記事、比較サイト、ブログなど“AIが読む場所”に情報が増えるほど、AIに見つけてもらいやすくなります。記事では、地元のサンドイッチ店の例を挙げながら、「日常の小さな情報でもAIの学習材料になる」と説明されています。
AIによる検索の時代は、単にページの順位を競うものではなく、「AIが自社のことを理解し、推薦したくなるだけの文脈を積み重ねられているか」が問われるようになります。AI検索を SEO と同じ / 違う で見るのではなく、インフルエンサーという全く別な視点で解釈しているこの記事は、とても得るものが多い記事です。ぜひご一読ください。Check it!
インスタグラムなりすまし被害

相次ぐインスタグラムなりすまし被害 身近な人まで…最新手口(NHK)
SNS のインスタグラムで、なりすましアカウントの被害が急増していることが紹介されています。これまで著名人が狙われていると思われがちですが、記事では、一般の個人や個人事業主、さらには自治体の公式アカウントまで被害が広がっている実態が取り上げられています。
被害の多くは、本人のプロフィールや写真をそのままコピーした偽アカウントから、知り合いやフォロワーにメッセージを送り、投票依頼や個人情報の入力を誘導するものです。NHK が確認しただけでも、3か月で750件以上のなりすまし被害の訴えが投稿されていました。
注目すべきなのは、フォロワー1000人未満の一般アカウントや、自治体・消防・商工会などの公的機関まで被害が広がっている点です。身近な人や信頼している団体になりすまされると警戒心が下がりやすく、投資詐欺などに誘導されるケースもあると報告されています。
どんなことが起きているのか、ぜひ一度、記事をご覧ください。Check it!
次回をお楽しみに!
この記事の内容は、ポッドキャストでもわかりやすく解説しています。
通勤や作業の合間に、耳で聴いて理解を整理したい方におすすめです。ぜひ合わせてどうぞ♪
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