ネット活用に役立つ記事を ピックアップ

ネット活用の流れを知る

 

地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください

今回は以下の4本です

  1.  「ゼロクリック時代」のSEO戦略
  2. SEOで成果を出すBtoBメディア運営
  3. 変わる検索行動、Google一強の終わり
  4. 顧客の疑問に「先に答える」ことの重要性

 

 

「ゼロクリック時代」のSEO戦略

3 SEO priorities to win organic traffic in 2025(Search Engine Land)

2025年、3つのSEO優先事項
3 SEO priorities to win organic traffic in 2025(Search Engine Land)

 

AI検索の普及により、サイトまで見てもらえない「ゼロクリック」が増える中、どんな情報を載せればユーザーを惹きつけられるかが紹介されています。

「○○とは何か?」といった情報収集目的の検索では、AIがその場で答えを表示してしまい、ウェブサイトまで見てもらえない「ゼロクリック」となるケースが増えています。その一方で、「〇〇の選び方」「●● vs △△」「●●の料金」「料金比較」など、具体的な検討や行動に近い内容の検索は、AIが回答せずにサイトへ誘導できる可能性が高いことが示されています。

こう聞くと、単なるテクニックの話に見えてしまうかもしれませんが、この記事の優れている点はここから先にあります。 記事では、

  1. 「○○とは何か」 → (ファネル上層=情報収集段階)

  2. 「●● vs △△」 → (ファネル中層=比較・検討段階)

  3. 「●●の料金」 → (ファネル下層=購入直前段階)

というように、お客様と自社との距離の違いに応じた「ファネル構造」に着目し、それぞれの段階に応じたコンテンツ戦略を組み立てるべきだと解説しています。
特に、クリック率が高くコンバージョンに直結しやすい中層・下層に力を入れることが、成果に直結すると提言されています。

つまり、単に検索結果に表示されればいいわけではなく、そこにはしっかりとしたロジックと考え方――言い換えると、戦略が必要だということです。

これまで「AI対応SEO」といえば、llms.txtを読み込ませたり生成AIで記事を量産したりと、テクニックで出し抜こうとする情報ばかりが氾濫しています。
しかし今回紹介するこの記事は、それらとは一線を画し、ビジネスとSEOの本質的な関係をしっかり踏まえた、非常に優れた内容になっています。

ぜひ皆さんにもご覧いただきたいと思います。
英文の記事ですので、翻訳機能を利用してご覧ください。Check it!

 

 

SEOで成果を出すBtoBメディア運営

BtoBオウンドメディア成功事例11選|真の成功要因をプロが解析(バズ部)

BtoBオウンドメディア成功事例11選|真の成功要因をプロが解析(バズ部)

 

自社メディア(ブログなど)を活用したBtoBの集客の成功事例が紹介されています。単にアクセス数が多いという理由ではなく、実際に売上や問い合わせなど具体的な成果を出しているかどうかも考慮しながら、取り入れるべきポイントを解説してくれています。

紹介されているのは大手企業の事例が多いため、「うちとは関係ないかも…」と思うかもしれませんが、ぜひ注目していただきたいのは「どんな切り口で情報発信しているか」という点です。例えば以下のようなことが解説されています。

  • 「検索されなくても伝えるべき内容」をコンテンツ化して独自性を打ち出している
  • 社員が実体験をもとに内製したコンテンツで信頼を獲得している
  • 他社商品も紹介しながらユーザーに本当に役立つ情報を発信している
  • ニッチな専門分野でも、細かいケースに対応した事例を丁寧に発信している
  • 代表自らが執筆・発信することで会社の思いを伝えている

これらはいずれも「誰にとってどんな情報が必要か」を徹底的に考えたコンテンツと「信頼される発信」を重視する姿勢が共通点になっているとともに、どれも地方・中小企業の情報発信にも活用できる切り口ばかりです。

中小企業の情報発信にもヒントがいっぱいの記事、ぜひご覧ください。Check it!

 

 

変わる検索行動、Google一強の終わり

Google検索一強時代がいよいよ終了? 「検索の新常識」とは【メディアリーチ調べ】(Web担)

Google検索一強時代がいよいよ終了? 「検索の新常識」とは【メディアリーチ調べ】(Web担)

 

Google検索の一強時代が、いよいよ終わりを迎えるかもしれないという調査結果が紹介されています。

若年層では、検索にTikTokやInstagramなどのSNSを使う人が増え、30〜40代ではYouTubeや生成AIを使う傾向も強まっています。

分析によると「検索=Google」という常識が変わりつつあり、目的に応じて使い分ける人が増えているのが現状です。「日常的な情報は検索エンジンが主流である一方、専門的な知識・学習分野では生成AIの利用が比較的高く、趣味・エンタメ領域ではSNSやYouTubeが検索の代替手段になっている」とのこと。

「情報を調べる」という行為は、私たち中小企業にとっては「まだ見ぬお客様と出会う場」に他なりません。
その現場で今起きている大きな変化をぜひご覧ください。今後の情報発信では「どの層が、どこで、何を見ているか」を意識することがますます重要になりそうです。Check it!

 

 

 

顧客の疑問に「先に答える」ことの重要性

商品で困ったら「まずFAQ」が45%! カスタマーサポートより“自己解決”が主流【アルティウスリンク調べ】(Web担)

商品で困ったら「まずFAQ」が45%! カスタマーサポートより“自己解決”が主流【アルティウスリンク調べ】(Web担)

 

 商品やサービスについて疑問があるとき、「問い合わせる」のではなく「まずFAQを見る」「ネットで調べる」といった自己解決の行動を取ることが紹介されています。
つまり、企業のサイト上にわかりやすい情報がしっかり用意されていなければ、ユーザーは不安のまま離脱してしまい、より情報が充実している競合に流れてしまうということです。

「聞かれたら答える」ではなく、「聞かれる前に答えておく」姿勢が必要になります。
これは、別な言い方をすると、お客様が疑問に思うだろうことまでも先取りした情報発信が必要になる…ということです。

詳しくは調査結果をぜひご一読ください。Check it!



 次回をお楽しみに!

 


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