地方や中小企業のネット活用に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- 中小企業とSEO
- 「AI検索」によりビジネスモデルが崩壊する旅行予約サイト
- Microsoft 365 Personalの「Copilot」
- 生成AI業界に激震の中国企業による「DeepSeek」
「SEOが理不尽なクソゲーになった」時代の生き方とは?(Web担)
黎明期からSEOに関わっている大ベテランのお二人が、SEOの「これまで」と「現在」、そしてSEOの「これから」について解説してくれています。
記事をご覧いただくと、多くの人が想像しているSEOというものが、たまたまその時代に許されていた「おいしい手法」に過ぎなかったことに気づくと思います。
また、経営者は「Webサイトを開設し、SEOをやればユーザーがどんどんやってきて売上が上がる」と安易に考えてしまいがちですが、必ずしもそういうわけではないという本質的な指摘もされています。必ずしもSEOが効果があるわけでもないし、顧客属性やビジネスモデル、商品やサービスによってはSNSやチラシなど他の媒体の方が効果がある場合もあると解説しています。
地方や中小企業で情報発信をする人が必ず読んでおいた方がいい記事です。ぜひご覧ください。Check it!
「AI検索」によりビジネスモデルが崩壊する旅行予約サイト
「AIによる検索」の普及でビジネスモデル崩壊中、旅行関連企業の危機感と対策(Forbes Japan)
生成AIや「AI検索」の登場により、これまでのビジネスモデルが機能しなくなった旅行業界の事例が紹介されています。
「どういうこと…?」と思うかもしれませんが、旅行予約サイトなどはこれまで、Googleの検索結果から自社サイトに来てもらい、そこで旅行の予約をしてもらうという形で売り上げを上げていました。言ってみれば、徹底的にSEOに徹することが売り上げのキモだったのです。
AI検索 の登場は、これまで可能だったこの流れを断ち切ることになりました。AI検索では検索結果らサイトに遷移しない、いわゆる「ゼロクリック」と言われる現象が起こるためです。
私たち中小企業にとってもGoogleのような検索サイトは、お客様を自社サイトに連れて来てくれる「入口」、つまり「まだ見ぬお客様と出会う場」として位置づけられていましたが、旅行業界と同じ現象が私たちにも起こり始めています。しかも、これからより顕著に表れてくるはずです。
ですから「うちの会社は旅行業界ではないから関係ない…」と考えずに、自社の未来に起こる可能性かあることとして読んでいただきたいと思います。
旅行業界はどのように対応しようとしているのかも記事では紹介されています。ぜひご覧ください。Check it!
Microsoft 365 Personalの「Copilot」
Microsoft 365 Personalの生成AI機能「Copilot」で何ができるか使ってみた(@IT)
Microsoft が生成AIツール「Copilot」の利用範囲を変更しまし、これまで「Copilot」を利用できなかった「Microsoft 365 Personal」でも利用できるようになりました。
記事では、Microsoft 365 Personal の利用者が「Copilot」を利用するための設定や利用方法がわかりやすく紹介されています。
もしかしたら、皆さんのお手元の環境でも利用できるようになっているかもしれませんので、ぜひご確認ください。Check it!
生成AI業界に激震の中国企業による「DeepSeek」
中国のAI開発企業「DeepSeek」が急速に台頭(Gigazine)
ここ数日、世界中のAI業界が大騒ぎになっています。
どのぐらの大騒ぎかというと、2023年にChatGPTが話題になって以来の大騒ぎです…。
中国のAI開発企業が、非常に高性能な生成AI「DeepSeek」を格安で開発し、それをオープンソースで提供したことが原因です。これまで巨額の投資によって支えられてきた米国の生成AI企業が世界をリードしてきましたが、「DeepSeek」の開発費用は約560万ドル=約8億6000万円で開発期間も2か月ほどだったと報道さており、高性能さと低価格に業界中が衝撃を受けています。
記事にあるように、アプリのダウンロードランキングで1位になっていたりするのですが、この「DeepSeek」激震のポイントはアプリのダウンロードということではありません。
ポイントは以下です。
- まず、「DeepSeek」の性能が現在 ChatGPT などの主力の生成AIとほぼ同等かそれを超える性能であると報告されています。
- 開発コストが「ChatGPT」などこれまでの格段に低い「DeepSeek」の登場により、巨額の費用で開発されたOpenAIやGoogleなどの生成AIが投資を回収できなくなる可能性が指摘されています。また、ChatGPTなどの生成AIはNVIDIA社による最先端の半導体によって支えられていますが、「DeepSeek」は最先端ではない半導体によって開発されていることから、米国の半導体開発にまで影響が及んでいます。
- 「DeepSeek」は一般向けにアプリで利用できるサービスを提供していますが、重要なのは「DeepSeek」自体がオープンソースでも公開されているということです。つまり、世界中の誰もが、自身のパソコン(※ある程度の性能は必要です)で「DeepSeek」を稼働させ利用することができます。極端に言えば、ハード環境さえあれば誰でも高性能な生成AIを自由に利用できるということです。
アプリ利用での「DeepSeek」は中国のサーバにあるため中国の言論統制下にありますが、オープンソースで公開されているものはそれとは無関係になります。また、すでに、日本でも手元で「DeepSeek」を動かしてみたという記事がアップされてきています。
- 公開された「DeepSeek」をベースに、世界中の企業が生成AIや生成AIサービスを立ち上げてくる…というのが次のフェーズとして考えられます。
つまり、これまで巨額の投資を受けた米国企業が生成AIを独占していたからこそ可能だった投資やビジネスモデルが、根底から覆される可能性か出て来たということです。それゆえ「ゲームチェンジャー」とも表現されています。
ニュースやSNSで「DeepSeek」について言われている、「パクっている」「情報が中国に渡る」などは実は本質的なことではありません。
日本の生成AIの第一人者の東京大学の松尾先生の解説がとてもわかりやすいと思います↓
もっとも、すぐに私たち中小企業に影響があるわけではありませんので、頭の片隅に「DeepSeek」という言葉だけでも入れておいていただければと思います。Check it!
次回をお楽しみに!
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