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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使おう~

                          第81号 2017/6/22
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こんにちは、ビーチューの雨宮です。
しばらくぶりのお届けとなりますが、今回も元気にまりいます。


今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします。


取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今回の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃自治体サイトにあるバナー広告、バナーの配置場所によって
┃ ┃クリックされる率は変わるのか?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

自治体サイトに広告枠を設けて、有料で一般企業のバナーを掲載している事例
をよく見かけるようになりました。広告枠の場所を作る場所によって、クリッ
ク率は変わるものなのでしょうか…?

また、広告ではないバナー(例えば、自治体が展開している事業のバナー)
もあったりするのですが、それとの区分けはどうしたらいいのでしょう?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃バナーの配置場所によって、クリック率は大きく変わります。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

自治体サイトの運営に携わっている方からご質問をいただきました。
おっしゃられているように、自治体サイトに有料の広告枠を設けて企業の
バナー広告を掲載している例が多くなってきました。

自治体側とするとわずかでも収入を増やすことができるわけですから、当然
の流れだと思います。実はこれ、「自治体自身が、媒体価値のある独自メディ
アを運営している」ということでもあるんです♪ d(^_^)


■バナーの配置場所によって、クリック率は大きく変わる

結論から申しますと、どこにバナーを配置するのかによってクリック率は
大きく変わります。スクロールしないと出てこないようなページの下の方に
広告がある場合はほとんどクリックされませんし、意外に思う方もいらっ
しゃるかと思いますが、「サイドバー」と言われる画面の右側だったり左側
だったりする部分もほとんどクリックされません。

これは(自治体サイトに限らず一般のサイトでも同じですか)裏側で「どこの
場所がどれだけ見られているのか」「画面のどこがクリックされているのか」
がデータとして取得できるため、明確にわかるんです!(後述)


簡単に言えば、「一番目につく場所」「視線が動く導線」にあるとクリック
されやすくなります。

「視線が動く導線」ということは、下記の記事がわかりやすいです。
私たちが無意識にやっている視線の動きが理解できます。

WEBデザインで意識すべき視線の動き4点
http://www.skuare.net/article/2014/09/29/design-point-eyes/

※上記はPCでの話になります。
 PCとスマホとでは視線の動きがまた違うということはぜひおさえていただき
 たい事柄です(少し上級者向けになってしまいますが)。


■画面のどこがどれだけ見られているのかは、わかるんです♪

「どのページがどれだけ見られているか」は googleアナリティクスのような
「アクセス解析」の仕組みで知ることが出来ます。それと同じように、今では

「ページのどのエリアがどれだけ見られているのか」
「ページのどの箇所がクリックされたのか」

ということもわかるツールも多く提供されています。

一般に「ヒートマップ」と言われるものなのですが、例えば、

http://userheat.com
https://www.ptengine.jp

というのが古くから有名ですね。

この解析を見ると、閲覧者がどんな動きをしているのかよくわかりますから
バナーやボタンの配置を改善するのに役立ちます。

いきなり自治体サイトに導入するのはしんどいでしょうが、小規模なサイトや
個人サイトに導入してみて「なるほど!」と実感していただくのも手だと
思います。無料アカウントでも利用できますので、ぜひ体験してみてください♪


■「広告」なのか、「情報」なのかを区別することは大切なポイント

ご質問の2つ目、「広告ではないバナーとの区分けはどうしたらいいのか」
については、このように考える必要があります。

「バナー」という、画像が配置されているという点で両者は同じなのですが、

(1)事業のバナー   → 広告ではなくて「情報」
(2)一般企業のバナー → 情報ではなくて「広告」

という明確な違いがあります。

ですから、これらに混同が生じるような配置は、利用者にとっても大きな問
題になります。自治体側の情報なのか、企業の情報なのかが区別できなくなっ
てしまいますから…。

同じことは、実は、ニュースサイトやポータルサイトなどでも起きています。

「広告」なのか「記事」なのかわからないということに加え、「記事広告」
という記事に見せかけたタイアップ広告もあったりするため、余計にわかり
にくい状態です。ですから、「これは広告です」と明確にわかるような表記
を加えようということが今、広告業界で進められています。

自治体サイトでも、(1)(2)が明確に区別できるように配置を離したり
「企業広告」という表記を加えたりの対応が必要になります。
誤解を与えないような情報発信を心がける、ということですね♪


というわけで、今回はこれを覚えてくださいね! 

●「ページのどの箇所がクリックされたのか」わかるんですよ♪ d(^_^)

 

■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■


昨年後半から、私の立場が色々と大きく変わってきています。
今回はそのお話しをちょっと...。


●サイトのお手伝いから、企業の「集客全般」のお手伝いへ

これまで「サイト制作」ということが中心でしたが、どんどん上流の仕事の
依頼が増えてきて、「その会社の集客の仕組み全体を作り上げる」というご
依頼が増えてきています。それはもう、経営者と面談して会社や商品の背景
から特徴まで全部聞いて、お客さんに行列を作っていただけるような仕組み
を一緒に考えるところからスタートするという、完全にその会社の宣伝部長
のようなもの。

もちろん大きな成果が出ていますので、このメールマガジンでも時々、
「お客さんを集める仕組み」という切り口でお届けできればと思っています。


●観光庁認定 「観光地域づくりマネージャー」

観光行政に携わる方でしたら「観光地域づくりマネージャー」という言葉を
聞いたことがあるのではないかと思います。その認定を受けて、全国のマネー
ジャーの皆さんとともに、観光による地域づくりに奔走するようになりました。

内閣府と観光庁による「日本版DMO」という動きが全国的に進められていま
すが、その最前線でもあります。もちろん、その中で私はIT担当です。

「地域づくり」と「観光」と「IT」という、地方が直面している現場の
最前線に、これまで以上に積極的にかかわることになりました。
こちらの話もまたお届けできるかと思います。


                それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
     http://www.facebook.com/bechucom

     〒399-0214
     長野県諏訪郡富士見町落合11215-8
     TEL : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)

【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori

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