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ネットの活用で、地方が変わる!
~地方はネットをこう使おう~
第63号 2015/8/19
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みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。
ここ標高1,000mの高原は、お盆が過ぎると一気に秋になります。
先日の雨の日は、最高気温が何と!23度でした。
晴れの日でも、朝晩は「涼しい」を下回って「肌寒く」感じるようになって
きました。
前回、「コミュニケーションをデザインする」ことについてお話ししました
ところ、もう少し詳しく聞いたいというメールをいただきましたので、急遽
予定を変更して、前回の続きになります。
取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃どうしたら説得力のあるサイトになるのでしょうか…? 2
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛
サイトに自社商品を掲載する時に、どうやって説得したらいいのだろう…?
と頭を悩ましています。
どうしたら説得力のあるサイトになるのでしょうか…?
┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃ポイントは「コミュニケーションをデザインする」こと 2
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛
前回、「人に伝わる」2つの要素を紹介しました。一つ目は、「この人の話
を聞く必要があるのか」ということ、二つ目は、「その話を受け手が理解で
きるか」ということでしたね。
※バックナンバーは下記でご覧いただけます。
http://www.be-chu.com/magazine_archive.html
●「この人の話を聞く必要があるのか」
ここの部分、実は多くの方が勘違いをしてしまいます。会社とお客さんとの
関係を考える時、ほとんどの方は「お客さんは専門家ではないのだから、専
門家(売る側)の話をちゃんと聞くハズ。話を受け入れてくれるハズ。」と
考えてしまいます。
でも、実際はそんなことはありません…(>_<)
例えば皆さんがお客さんの立場になった時のことを考えてみてください。
そうですね、たまたま生命保険のことを考えないといけないと思っていたと
ころに、保険会社の営業の方から電話があったとして、皆さん、ちゃんと話
を聞きますか…?
恐らく、圧倒的多くの方が(自分は生命保険を必要としているにもかかわら
ず)その営業の方(保険の専門家)の話はほとんど聞かないのではないかと
思います。
それよりも、自分の知人に保険会社に勤めている方がいたら、その方に相談
したり、ネットを利用して自分で保険会社を調べたりするのではないかと思
います。
このように、困っているところに専門家が来ても、受け入れるわけではない
んです…(>_<)。
一方で、逆なこともあります。
例えば、著名人・有名人・芸能人の講演会がそれにあたります。
その著名人に直接合えて、生で話を聞けるから参加するわけですが、著名人
が話す「ダイエット」でも「逆境に屈しない生き方」でも「子育て」などの
話について、私たちは、その著名人がその分野の専門家でないにも関わらず
「やっぱりそうだよなぁ…」と受け入れてしまうのです。
もし、有名な女優さんが、「この前、子どものことを考えて、壁紙だった壁
を、自然木の板に変えたんです。自然木だけど都会っぽくて、子どもも部屋
でゆったりと過ごすようになったんです。」なんて話したとしたら、何の根
拠もなしに説得力をもってしまうこの感覚、きっとご理解いただけると思い
ます。
つまり、専門家でも何でもなくても「ただ、その人だから」という理由だけ
で「この人の話を聞く必要がある」と思い、積極的に受け入れようとするわ
けです。
私たちのこの感覚、不思議ですよね…(@_@。
●「人としての信頼」「専門家としての信頼」「社名の信頼」
「この人の話を聞く必要があるのか」は、コミュニケーションの最初のハー
ドルなわけですが、今見てきたように、私たちは無意識に拒否と受け入れを
切り替えているわけです。
話を聞いてもらうためには「信頼してもらう」ことが必要になりますが、
これには3つあると思っています。
(1) 人としての信頼
「人」として信頼しているか。
先ほど、知人が保険会社に勤めているので知人に相談する…ということ
を書きましたが、これもそうですね。その知人が保険に関してスペシャ
ルな専門家かはわからなくても、知人という「人として」信頼している
のでそちらに相談する…ということですね。
※自分の収入を知られるのがイヤなので、あえて知人には相談しない
という逆の心理が働く場合もあります。これまた人間の心の不思議
です。(@_@。
(2) 専門家としての信頼
これはとてもわかりやすいですね。
保険の専門家として、色々な会社の様々な商品を熟知して、(保険は愛
情でもなんでもなくて、リスクヘッジのための金融商品として)どう保
険を活用すると安心した豊かな人生になるのか…なんて話してくれる人
だったら、「この人の話は聞きたい!」ってなりますものね。
(3) 社名の信頼
これもわかりやすいかと思います。その人が人間としてどう…とか、専
門家としてどうか…ではなくて、有名な会社の社員なので話を聞くって
いうことです。大企業はこのパターンです。
※逆に大企業に勤めている方は、いつでも自分が行くと話を聞いてく
れるので「自分はスゴイ!自分はとても信頼がある」と思ってしま
うそうです。自信満々で大企業を辞めて自分で会社を興した瞬間に
誰も話を聞いてくれなくなって、自分個人ではなく、会社名に信頼
があったことを思い知る…という事例は、ビジネス書でもよく見ら
れる内容です。
●聞いてもらうための情報発信をしていますか?
このように見て来ると、お客さんは専門家だからといって話を聞いてくれる
わけでもなく、そもそも「話を聞いてもらう」ための仕組み・情報発信が必
要だということがおわかりいただけるかと思います。
皆さんのサイトには「話を聞いてもらう」ための仕組みや情報はありますか?
ところで、「この人の話を聞く必要があるのか」の延長に何があるかわかり
ますか? そう「ブランド」ですね♪d(^_^)
つまり「この人の話を聞く必要がある」の蓄積が「ブランド」になるんです♪
というわけで、今回はこれを覚えてくださいね!
●「話を聞いてもらう」ための仕組みや情報を考えてみよう♪ d(^_^)
■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
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■地方活性の道筋をデータで見る
都市か地方か データで探る日本の潜在力
http://vdata.nikkei.com/datadiscovery/04/
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先日、日経からとても面白いデータが紹介されました。
都道府県別の経済成長率や、都道府県別の睡眠時間などなど、とても面白い
データばかりです。
「地方創生」とお題目ばかりが飛び交いますが、皆さんのお住まいの場所が
どんな状況にあって、他がどうなっているのか、とても楽しく理解できるか
と思います♪
よろしければチェックしてみてくださいね。
それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
http://be-chu.com/
http://www.facebook.com/bechucom
〒399-0213
長野県諏訪郡富士見町乙事5162
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【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
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