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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使え~

                          2014/4/17
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みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。

高原の春は駆け足。

私の住んでいる標高1,000mでは梅が咲き始めていて、桜はここ数日急激につぼ
みが赤くなり、今にもパンッ!と音をたてて花開きそうです。

来週は、梅と桜が同時に咲いていると思います♪(^_^)/


今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします!

取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃写真の撮り方やホームページへの掲載のポイントはありますか?(2)
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

ホームページやブログに写真を掲載しているのですが、どうも素人っぽい
ものばかりで魅力的に掲載できません。何かポイントがあればお教えいた
だけませんでしょうか。


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃「何を伝えるのかを意識する」がポイントです。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

前号は写真の掲載について、何を伝えたいのかを意識して、ひと手間加える
ということをポイントとして紹介しました。

今回は「撮影」の際のポイントを紹介していきたいと思います。


●「芸術作品」はいらない

多くの方が勘違いしてしまうのですが、サイトやネットを通じて情報発信に
利用する写真は「芸術作品」ではありません。ですから写真家が撮影したよ
うな写真を撮る必要はありません。

写真家の仕事は「写真そのもの」に価値を持たせることですが、我々に求め
られるのは、「写真とテキスト」を利用して「伝えたい情報を確実に伝える」
ことです。この2つがどう違うのかは、後の事例の中でご理解いただけると
思います。

※もちろん写真家のような腕前があれば最高ですから、写真家がどうやって
 写真を撮影しているのかを勉強するのは有意義です♪


●「心理的な落とし穴」に落ちない

その場所の景色やセミナーの状況など、モノや人物ではない写真を撮影する
機会は多いもの。この時の撮影のポイントは、「何を伝えるのかを意識する」
ということです。

ところが、多くの人がここで「心理的な落とし穴」に落ちてしまいます…(>_<)

どんな落とし穴かと言いますと、「その写真を見るとあの時の感覚が甦る」
という「無意識に持つ想定」です。

例えば私たちは、旅行に行って観光名所や絶景を目の前にすると必ずと言っ
ていいほど写真を撮影します。それは、その時の感動を形として残しておく
ためです。実際、旅行から帰ってきた後でも、その写真を見ると、あの時の
素敵な景色が頭の中に甦り、その時のワクワク感や楽しかった思い出にひた
ることができます。

ところが、この、「旅行に行った時に撮影する感覚」でホームページに掲載
する写真を撮影してしまうと失敗してしまうんです…(^_^;)

(自身のブログ記事に掲載する写真なら気にしなくていいんですよ♪)


どういうことかと言いますと…、例えばセミナーの様子を撮影することを考
えましょう。

セミナーの様子を撮影して後日その写真を見た時、撮影した人やそこに参加
していた人は頭の中に「勝手に」セミナー当日の様子が甦ります。しかも甦
る内容は当日会った人だったり、会話だったり、写真の中に写っている景色
だけでなく、自分が体験したあらゆる印象的な景色です。ですから、その写
真は、当日のセミナーを象徴する写真なんです。

一方、当日のセミナーに参加していない人にとっては、人が集まっている会
場で誰か講師らしき人が話しているという、単なる「現場写真」でしかあり
ません。

当日を知っている人にとって写真は「心動かされるもの」ですが、他の方に
とっては単なる風景の写真で、何も甦るものはないのです。

これが多くの人が落ちる「心理的な落とし穴」です。

ですから、撮影する人は、旅行の写真のように「甦る」ということを前提に
した写真を撮影するのではなく、徹底的に、その現場にいない人に「何を伝
えるべきなのか」を意識して撮影する必要があるというわけです。

それは、受講生であふれんばかりの会場かもしれませんし、ひと言も聞き逃
すまいと熱心に耳を傾けメモを取っている受講生かもしれませんし、自分の
経験を情熱を持って伝えている講師の額の汗かもしれません。

そのためには、控えめに後方から撮影するだけでなくて、前から、後ろから
横から、上から下からと、色々な角度や視点で撮影する必要もあろうかと思
います。

もうおわかりですね!

撮影は、単に現場証拠写真を撮影するのではありません。

言ってみれば、「何を伝えるのか」に合わせてその「景色を切り取る」のが
撮影者に求められる仕事なんです。


撮影した写真は会社のサイトやブログに掲載されます。
掲載する情報は、当然、「ある意図」を持って掲載されます。

ですから、撮影する瞬間から、その「意図」に合わせたものを撮影しなくては
意味がないんです。d(^_^)


※撮影テクニックや機器云々以前に、このポイントを踏まえた上で撮影してい
 るかどうか、これが一番大切なことだと思います。

※最初は難しいかもしれません。
 でもすぐに誰でもできようになります。
 難しいと思う間は、とにかく、あらゆる視点、あらゆる角度から
 100枚単位で撮影さることをオススメします!d(^_^)
 昔は現像代が必要でしたが、今は何千撮影してもコストは変わらないのです
 から…。


ということで、今回はこれを覚えてくださいね! d(^O^)

●「心理的な落とし穴」に落ちないように撮影しよう♪ d(^_^)


■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■人物、商品、生き物の魅力を引き出す96例
  プロが教えるデジカメ撮影テクニック  三浦 健司 (著)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4048684167/
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せっかくですから写真撮影に関連して、書籍をピックアップ。

食事や商品を撮影しないといけない人も多いかと思いますが、こちらの本が
オススメです。

例えば、コンビニのお弁当やスーパーで販売しているパック寿司を買ってき
て、それをプロに撮影してもらうとどうなるのか…ということが撮影のポイ
ントともにわかってとても勉強になります。

和食屋さんのカレーライスも、器と周囲の小物を変えるだけで南国風のカレー
になってしまう…という事例を見ても、いかに自分たちが撮影テクニックに
(いい意味で)騙されているかもよくわかります。


↓にも内容の紹介が少しありますが、実際の撮影方法は書籍の方にしか紹介さ
れていませんので、興味ある方はご購入されるといいと思います♪d(^_^)
http://ascii.jp/elem/000/000/534/534459/


                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
     http://www.facebook.com/bechucom

     〒399-0213
     長野県諏訪郡富士見町乙事5162
     TEL / FAX : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)

【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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