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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使え~

                          2013/01/24
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みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。

寒い日が続いていますが風邪などひかずに過ごされていますか?


諸事情により1日遅れのお届けとなりましたが(^_^;
今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします!

取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃私の会社は複数の事業を展開しています。
┃ ┃この時ホームページはどう作ったらいいのでしょう…?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

私の会社では、飲食事業とエステ事業を展開しています。
お店の紹介などは、会社ホームページの中に一緒に作った方がいいので
しょうか?

というご質問をいただきました。


みなさんならどう考えますか?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃ホームページは「サービスごと」に作るのが原則です。
┃ ┃顧客ターゲットが違えば、表現も情報の切り口も変わります。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛


■飲食店を考えるとわかりやすいですね

会社としては一つですが、事業として飲食店を複数経営していたり、複数
の事業を手掛けていることは多く見られることです。特に地方ではこうい
パターンが多いのではないかと思います。

この場合、会社のホームページとしては「事業内容」というメニューの中
でそれぞれの事業を紹介することが必要になります。

しかし、「集客」ということを考えた場合にはこれとは別な切り口での
情報提供が必要になります。

つまり、会社として事業を紹介するという切り口と、お客さん側から見て
その「サービス」が魅力的に見えるようにすることとは別になります。

飲食店を展開していることを考えるとわかりやすいですね。
同じ会社でイタリアンレストランと居酒屋を経営している場合、それぞれ
を同じ会社ホームページで紹介するわけにはいきません。

イタリアンレストランのホームページがあり、居酒屋のホームページがあ
りと、それとは別に会社本体のホームページがある、というのが理想です。

なぜって、お客さんやターゲットが違うのですから、雰囲気としてのデザイ
ンも訴求ポイントも違って当然です。


■ほとんどが会社本体のホームページで済ませてしまっている現状

飲食店だととてもイメージしやすいのですが、これが例えば BtoB のサービ
スになると、急に、すべて会社のホームページ1つで済まそうとしてしまう
傾向があります。

例えば、ガソリンスタンドを経営している会社が、暖房機器の販売や、その
延長で太陽光発電パネルの設置、さらに住宅リフォームを手掛けているとし
しましょう。(実際、このパターンは非常に多いはずです)

この場合、ガソリンスタンド、暖房機器の販売、太陽光パネルの販売、
リフォームをすべてその会社のホームページに入れてしまう傾向が高く
なります。

住宅リフォーム「も」やっていますので、お問い合せください!

みたいな感じですね。


「会社」ということに軸足を置いて眺めると、そのようないくつもの事業や
サービスを展開しているのは確かなのですが、お客さんの視点から見ると、
住宅リフォーム「も」やっているガソリンスタンド会社のホームページに
興味を持つのかと言うとかなり疑問があります。

ネットで情報を探す場合、「リフォームの専門店」さらには「キッチン
のリフォーム専門店」というところの情報を見るはずです。その方が情報の
信頼性が高そうです。


■サービスごとにサイトを持つのが基本です。

ですから、本当は、サービスごとにサイトを持つのが基本です。
このガソリンスタンドの場合には、

(1) 会社本体のサイト
(2) 暖房機器販売のサイト
(3) 太陽光パネル販売のサイト
(4) 住宅リフォームのサイト

と、最低4つは必要です。

事業はすべて一つの会社がやっているかもしれませんが、お客さんからした
ら、その会社が他にどんな事業をしているのかは関係ありません。自分が解
決したいことを手助けてしてくれる会社を探そうとしているだけなのです。

住宅リフォームのサイトを経由してお客さんが問い合わせをしてくれて、
めでたく営業の方がお客さんにお会いできる時になって初めて、「実は我が
社では太陽光パネルもやっているんですよ。リフォームと一緒に設置すれ
ばトータルコストも安くなりますよ」ってお話しすればいいんです♪


今回はこれを覚えてくださいね! d(^O^)

●お客さんは、皆さんの会社には全く興味はありません。
 興味があるのは、「自分が抱えている課題を解決すること」だけです。

■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■鯖江市が行政データ「XML」形式で提供 全国初、加工可能に
 http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20130115/CK2013011502000018.html
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今回のピックアップは、自治体関連です。

ニュースのタイトルだけを見ても、何が重要かほとんどの方にはわからない
かと思いますが(^_^;、やっと国内で一つの大きな試みが始まりました。

「ガバメント2.0」という言葉をご存知でしょうか。

「Web2.0」という有名の言葉を作ったティム・オライリーが、2009年に「政府
はプラットフォームになるべきだ」と提言したことによるものです。

これだけで何時間もの内容になってしまいますので、詳しくは、
「ガバメント2.0」で検索してみてください(笑)。


今、各自治体では、次の事が大きなポイントになってきています。

  ITを土台にして、誰が新しい事業やサービスを企画・推進、
  プロデュースするのか

実作業は外部委託で可能だとしても、「そのプランを誰が描くのか」という
ことですね。しかもそこには、今後ますますその自治体独自のオリジナリティ
が求められることになります。

例えば、今回のこのニュース。行政データを公開すると言っても
従来型の「情報公開」と、ガバメント2.0的な「サービス提供」とがどう違って
そうすることの自治体メリットがどこにあるのか…ということをしっかりと
マネジメントできる人がいて初めて可能になることです。

ますます地方に「ITを活用したマネジメント力」が求められるようになって
きました。

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                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
     
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     〒399-0213
     長野県諏訪郡富士見町乙事5162
     TEL / FAX : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)

【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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