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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使え~

                          2013/01/09
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みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。

いつもメールマガジンをご購読いただきましてありがとうございます!

新しい年が明けたと思ったら、もう1月も半ばです。早すぎます…。


さて、今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします!

取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃「集客のためのマーケティングロジックや、マーケティングの仕組
┃ ┃み」について、もう少し詳しく教えてください。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

メールマガジンをいつも拝見しています。
難しい内容の時もありますが、今回の「自社メディア」という書き方に
何か新しいものを感じました。

ところで、よくメールマガジンに出てくる「マーケィングロジック」につい
て機会があればメールマガジンかブログで紹介してください。


というメールをいただきました。


ということで、今回は、「サイトにマーケィングロジックを組み込む」という
考え方について少し紹介しましょう♪


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃消費形態が変わり、マーケットが縮小している今、単に広告を出せ
┃ ┃ば売れるという従来の考え方を変えないといけません。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

何か、経営コンサルティング調の言い回しになってしまいますが、ネットを
どう活用するのか…の前に、実は、大きな前提を理解しておかないといけま
せん。

多くの方は、「ホームページをどう作るか」「最新の手法はどうなのか」
ということばかりを注目してしまいますが、実はそのためには、
「会社としてネットをどう活用するのか」という一つ深い階層が定まって
いないといけません。仮に、最新の手法を取り入れたとしても、結果的に、
効果が継続しません。


さらに、そのためにはもう一つ深い階層、「そもそも今関わっているマー
ケットの状況はどうなのか」ということを理解しておかないといけません。

だって、市場規模が急激に縮小しているところで一生懸命に営業しても、ど
んどん売上げが減っていくのは当たり前ですから…。こういう場合には、こ
れまでと全く違う手法で市場占有率を高める戦略を取るとか、今は手を出さ
ないで競合他社が疲弊するまで待って一網打尽にするとか、そもそも他の
マーケットに移行するとか、そういう「経営判断」が必要になるはずです。

それを「ホームページの魅力がないからいけないんだ。デザインを新しく
しよう!」とか「Facebookが熱いらしいから、それを使って巻き返せ!」
とか、「ネットに広告をどんどん出せ!」っていうことになりがちなのです。
これでは勝ち目がないことは明らかです。


でも残念ながら、多くの会社はこういう動きをしてしまいます…(ーー;)。


こういう話は経営コンサルの分野ですので、そちらの情報を探していただく
として、少なくとも、ネットを活用するにあたって、次の事は理解しておく
必要があります。


●ほとんどの業種で、マーケット自体は縮小している。

●広告・告知すれば売れる。売れないのは広告がいけない・足りない、とい
 う時代はすでに終わっている。


「うわ!これ欲しい!」って、広告見てスイッチがオンになって購入する…
ということではないということです。

興味を持ったら、ネットで調べるのが今のスタイル。

当然、調べているうちに、競合他社の商品の方が魅力的でそっちを購入する
ことになるかもしれませんが、いずれにしても、ネットで、商品の内容や、
他の商品の可能性、価格の比較、利用者の声(クチコミ)などを調べてから、
やっと購入しようかどうか悩むのです。

家電などでは、お店に実物を見に行って確かめて、その上でネットで購入
する…という方も大勢いるはずです。


これを売る側、つまり会社側から見ると、そういう購入パターンの中で
自社の商品やサービスが取り扱われているということですね。


さらにこのことは、次の2つの事を意味しています。d(^_^)

(1) 「欲しいかも…」から「購入」の期間が長い

欲しいと思ってもすぐに購入してくれるわけではなく、競合製品や競合他社
との比較(言ってみれば、お客さま側の「予選会」ですね)の中で勝てない
といけない、ということです。

もしくは、興味を持ってもらった後、購入してもらえるように育てる必要が
あるということですね。


(2) 新規顧客だけを追っているわけにいかない

マーケットが拡大しているのであれば、バンバン広告出して、毎回新規顧客を
獲得していれば購入してくれる人が現れ続けるわけですが、マーケットが縮
小しているということは、新規顧客がどんどん減っていくことに他なりません。

ということは、一度購入してくださった方が、再度リピーターとして購入し
てくれる、もしくは、他の商品にも興味を持ってくれる…ということが需要
になるわけです。


この考え方に基づいて、自社サイトを構築できるかどうか、これが大きな分か
れ目ですね。d(^_^)

鋭い方でしたら、「単に商品案内掲載しているだけじゃダメじゃん…」って
気づいていただけるのではないかと思います。


※無料メールマガジンで、ここまで書いてしまって自分の仕事大丈夫か!?
 と思いながら書いてます…(^_^;)


このことは、BtoC でも、BtoBでも同じですね。


この考え方をサイトの中にどのように落とし込んでいくのかは、扱っている
商品やサービス、狙っているお客さんによってすべて異なってくるのですが、
ベースとなる基本的な考え方は同じです。


今回はこれを覚えてくださいね! d(^O^)

●サイトのことを考える前に、自社の製品やサービスの立ち位置をもう一度
 考えてみる。


■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■巨人・電通が抱くO2Oの野望(上)
 http://toyokeizai.net/articles/-/11957
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少し前の記事ですがピックアップです♪

電通が新しいポイントサービスを虎視眈々と準備しているというニュースで
すね。

地方としてどう理解したらいいのかのポイントは2つです。d(^_^)

●ある瞬間からこのサービスが突然注目される可能性がありますから、
 情報だけは入手して、自社ビジネスで活用できるかどうか想像を膨らませて
 みてください。

●一方で、地方では、首都圏に比べるとスマホの普及が進んでいません。
 それとの関係を見極める必要があります。
 逆に、首都圏からの観光客でにぎわう場所には、このサービスの可能性が
 見えるということですね。

一歩、引いたところから、新サービスの動きを見てみることをお勧めします♪


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                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
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【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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