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Be-Chu' s Perspective

 

ネットの利用頻度に、10倍の差がある気がします。

地方 & 中小企業に役立つ Webマーケティングここ長野県における人々のネット利用頻度と、東京を中心とする都市部の人々の利用頻度は、約10倍ぐらいあるのではないかと感じています。あくまでも個人的な感覚ですが…。

原因は大きく分けて2つ。
ひとつは、通勤スタイルの違い。東京では通勤は長時間かつ公共機関が利用されますので、その間、携帯電話を中心にしたモバイル端末でネットを利用することができます。

もうひとつは、仕事や生活におけるネットの浸透度合いの違い。東京での仕事には、もはやネットは欠かせません。商品やサービス、困ったことの解決、手続きなどなど、あらゆることがネットを利用して調べられます。極端な話、ある企業のサイトを訪問して、そこにサービス品目として掲載されていない場合、その会社はそのサービスを提供していないとさえ捉えられます。帰宅後や休日にもネットを利用して、友人とコミュニケーションをしたり、購入する予定のカメラの評判を調べたり、連休に泊るホテルを探したりします。一方、地方では、仕事や生活にそこまでまだネット浸透していません。(厳密なことを言うと、世代などによって大きくことなるのですが、今回は省略…)

そのようなスタイルを垣間見ると、地方の方々はよく「東京の人は大変だなぁ…」と口にします。それはそれで、何となく言いたいこともわかるのですが、ここで重要なのは、ビジネスや地方活性化という視点でこれをどのように捉えるか、です。

 

 

皆さんのことが、こんなにも必要とされている。

このブログは、「地方や中小企業」とWebマーケティングという切り口で進めています。
(そういうつもりなんです…(^_^; )
ネットの利用頻度に10倍の差があるという事実を、ビジネスや地方活性化という視点で捉えた時、次の2つが大きなポイントになります。

 

●そもそも地方にとって、都市部の人にいかに知ってもらえるかが重要。
●都市部にないものを、地方はたくさん持っている。

 

都市部の方々が地方の約10倍の頻度でネットを利用しているのだとすれば、自身はそんなにネットを利用する感覚が理解できなかったとしても、これを利用しない手はありません。

「こんなことで困っているんだけど、解決できるものないかなぁ…」
「こんなサービス探しているんだけど、ないかなぁ…」

などなど、日々何十万人、何百万人の方々が探しているというのに、そこに手を上げないのは本当にもったいないことです。

地方の中小企業においては、せっかくの特殊な技術やサービスを持っていながら、そのことすらサイト上に掲載されていないケースが多々あり、本当に残念です。もう一度言います。サイト上に情報が掲載されていない場合、それは「存在しない」ものとして捉えられてしまいます。

皆さんのサービスやノウハウを必要としている方々が全国にたくさんいらっしゃるということ、これを忘れないでください。そして、ネットを通して、その方々とコンタクトできるということも。

 

もちろん、ただ情報を出せばいいわけではない、というのも事実。
調べている、探している方々にしっかりと届くような情報の出し方をしないといけませんし、そこには多少のノウハウも必要です。

しかし、数年前、アメリカで起きたリーマンショックが、まったく関係もなさそうな遠くの地方や農村にも影響したように、まずは、好むと好まざるとに関係なく、自身の会社や地方が、そのようなネット環境の中に取り込まれてしまっているということを理解し、対応することが大切です。「対応する」と書くと、どうも後手後手に回って守備をする、というイメージになりますが、そうではなく、地方や中小企業がそういう環境の中にいることを「チャンス」と捉えて実践するかどうか、ここが分岐点です。

地方にいると、言葉にこそ聞きませんが「ネットは、あっちの東京の人のもの」という認識を感じることがありますが、そうではありません。自分がネットを利用しないから他の人もそうだろう…では何も始まりません。大切なのは、お客さんがどこにいるのか、です。

 

# 地方にとって、ネットの活用は本当に重要なのに、
# このようなネットとビジネスの話をしてくれる人ってあんまりいらっしゃらないんですよね。

次回をお楽しみに♪

 

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