地方や中小企業の情報発信に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の4本です
- 「ChatGPT Search」のポイント
- Google離れとTikTok・Instagram 依存の進行
- 最新の中小企業マーケティングトレンド(米国)
- 衆議院選挙とネット
「ChatGPT Search」のポイント
「ChatGPT Search」の衝撃--Chromeの検索窓がデフォルトで「ChatGPT」に(CNET)
ChatGPTを利用したネット検索がいよいよ始まりました。私も早速利用してみました。
他の記事の情報を見ると、要約の段階で ChatGPT がハルシネーション(もっともらしくウソの表示をする)を起こすことがあったり、時に存在しないWEBサイトの情報を表示させてくるという情報もあったりするようで、もう少しサービス精度が上がる必要がありそうです。
「いやいや、もっとちゃんとしてからサービスリリースしなよ…」と OpenAI に言いたいところではありますが、恐らく、OpneAI はPerplexityなどに遅れることなくAI検索が形になっていることを世の中に早急に示して、投資を得る必要があるのだろうと思います。
とはいえ、ポイントは、ChatGPT Search が使い物になるかどうかということではありません。この ChatGPT Search を含め、Perplexity や Genspark などの AI検索 が Google一強だった検索の世界を大きく変える可能性があるということがポイントです。実際、Google 自身も検索結果にAI を利用し始めていますので、
- これまでのサイト検索から AI 検索に代わることで検索結果の表示や利用者の行動がどのように変わるのか
- 検索= Googleの独壇場 だった世界がどのように変わるのか
という2つのポイントでしっかりと見ていく必要があります。検索は、情報発信をする我々にとって、まだ見ぬお客様と出会う場に他なりません。Check it!
※記事タイトルは、「ChatGPT Search の衝撃」ってなってますが、内容は別に衝撃に言及しているわけではなく盛ったタイトルです…
Google離れとTikTok・Instagram 依存の進行
Z世代のGoogle離れはさらに進む 検索はますます「TikTok」「Instagram」依存に(ITmedia)
少し前の英語圏の記事ですが、同じ流れは日本でも起きています。1本目の記事では「サイト検索」という場が大きく変わる可能性があることを指摘していますが、こちらの記事を見ると、いやいや、そもそも「サイト検索」自体がなされなくなっているんです…ということがポイントになってきています。
先にも書いたように、お客様との接点が変わることを意味していますので、大きな変化を理解するためにもぜひご覧ください。Check it!
最新の中小企業マーケティングトレンド(米国)
最新の中小企業マーケティングトレンドの調査レポート(Social Media Today)
米国でのレポートです。730社の中小企業を対象に、主な課題、重点を置いているプラットフォーム、AI の活用などについて調査しています。日本との違いを考えながらご覧いただくと、いくつもの発見があります。英文の記事ですので翻訳機能を利用してどうぞ。Check it!
衆議院選挙とネット
「裏金」ネットで検索した世代は?街頭演説で言及したのか?(NHK)
今回の衆議院選挙でのネット利用の記事です。ですが実は記事はちょっと中途半端で、それよりも期間限定で公開されているニュース映像の方が圧倒的に詳しいですし、中小企業の情報発信のヒントがいっぱいありますので、ぜひそちらもご覧ください(NHKプラスで 11/9まで映像が見られます)。Check it!
次回をお楽しみに!