地方や中小企業の情報発信に役立つ記事をピックアップして紹介しています。
みなさんの仕事の現場でお役立てください
今回は以下の４本です
- 「検索エンジン」ではなく「回答エンジン」
- サイトリニューアルの舞台裏から学ぶ
- デジタル活用への意識変化
- あの会社はリンクを購入しているに違いない…
「検索エンジン」ではなく「回答エンジン」
AIで好奇心を刺激し、「検索」を進化させるパープレキシティ（Forbes）
AI検索の「Perplexity」CEOへのインタビュー記事です。このピックアップでも何回かCEOへのインタビュー記事を取り上げましたが、今回のものが一番わかりやすく読みごたえがあると思います。「検索エンジン」ではなく「回答エンジン」を目指すPerplexityが考える未来がわかります。
特に「検索エンジンが始まりだったとすれば、今は明らかに回答エンジンの時代です。完全に検索エンジンに取って代わることはないでしょうが、検索クエリの大多数が10本の青いリンクを必要としなくなるはずです。この流れは止まらないでしょう。」という話からは、我々が今、ずっと20年間当たり前だと思っていた「検索」という行為が大きく変わる瞬間に立ち会っていることがわかります。加えて、情報発信がビジネスにおいて重要な役割を担っている我々にとっては、情報とお客様（見込み客）が出会う場となる「検索」のルールが大きく変わることは、危機でもありチャンスでもあるということです。少し長い記事ですが中小企業も必読の記事です。ぜひご覧ください。Check it!
サイトリニューアルの舞台裏から学ぶ
サイトリニューアルした鴻池運輸・理研ビタミンの事例から学ぶ！ ブランディング強化を実現（Web担）
２社のご担当者が、サイトリニューアルに至った経緯や社内で抱えていた課題、リニューアルの目論見や進め方などを赤裸々に話してくださっている記事です。まさに私もその赤裸々に語られる現場にいることが多いので、とても興味深く読まさせていただきました。中小企業が自社サイトをリニューアルする際にもヒントになる内容がいっぱいの必読記事ですので、ぜひご覧ください。Check it!
デジタル活用への意識変化
B2Bマーケティングや営業戦略はコロナ前後でどう変わったのか？（ITmedia）
コロナ前はマーケティングや営業戦略にデジタル活用をするかしないか決めかねていた企業が多かったようですが、コロナ後、デジタル化に舵を切る企業と、デジタル化をしないことにした企業とに分かれているという興味深い調査結果です。決めかねていたフェーズから、デジタル活用する/しない のアクションフェーズに移行してきた、と捉えられるのではないかと思います。Check it!
あの会社はリンクを購入しているに違いない…
海外の調査ではありますが、これもまた興味深い調査結果です。外部サイトからのリンクはSEOへの効果があるためにリンクを購入するという行為が発生することを受けての調査です。
ひと昔前、外部リンクなら何でもよかった時代がありました。そのため世の中のSEO会社と名乗る企業は、こぞって自社でサイトを作りお客さんのサイトにリンクを張るという行為をしていました。SEO対策＝リンクを買う、という単純な図式が成り立っていた時代です。ですがGoogleがそれを禁止したため（購入したリンクはSEO効果がないばかりか、逆にペナルティーをうけることになったため）、その手法はなくなり、リンクを売るということで儲けていたSEO会社はみんな消えていきました。そのような歴史があります。現在、購入したリンクは無効ですが、自然発生的に生まれたリンクは引き続き有効です。
リンクの購入はビジネスの継続性を考えると大変危険な行為ですので、やらないことをお勧めします。そのような前提知識をもって読んでみると面白いと思います。英語の記事ですので翻訳機能を利用してどうぞ。Check it!
次回をお楽しみに！
