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ネットの活用で、地方が変わる

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ネットの活用で、地方が変わる!

~地方はネットをこう使おう~

第84号 2017/9/7

 


こんにちは、ビーチューの雨宮です。

標高1,000m 高原の町は、もう秋。
私の友人はすでにストーブをつけたそうです。我が家のストーブはまだまだ先…。今使ってしまうと、冬を越せない気がしますもの…(^_^;

今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップしてお届けいたします。

取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■■■今回の質問■■■

 

Q━━━━━━━━━━━━━━
「http」から「https」に変更しようか迷ってます
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いつも拝見しています。

飲食店をしています。知り合いから、ホームページはhttpsにした方がSEOでは有利だよ、と言われましたので httpからhttpsに変更しようか迷って
います。やはり変更した方がいいものでしょうか?
そもそも、どうして https と SEO が関係するのでしょう…?

 

 

A━━━━━━━━━━━━━━
いずれはhttpsに変更した方がいいですが、焦る必要はないです♪
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■ http / https とは?

「http」「https」と言われても「…?」と言う方も多いかと思います。
ホームページなどのアドレスの先頭にある文字が「http」か「https」の違いなのですが、簡単に言うと、「https」の場合はインターネット上の通信が暗号化されるという違いがあります。

何のために暗号化するのかと言うと、暗号化することで外部から通信内容をのぞき見されることを防ぐためです。通販サイトなどでクレジットカードの番号を登録したりしますが、その通信を横からのぞき見されしまったら、カード番号がばれてしまいますからね。

もう少し厳密な説明をすると、「https」にすることで、

 (1)通信を暗号化することで、外部からののぞき見を防ぐ。

 (2)見ているホームページが本当にその会社のものなのかを証明する。
    → 銀行サイトだと思ってログインしたら、同じデザインの詐欺サイトだったら困りますもの…(>_<)

 (3)通信途中の情報の改ざんを防ぐ

という3つの役割があるんです。d(^_^)

 

 

■どうして「Google」と「SEO」と「https」 が関係するのか

 

ではどうして、情報の暗号化と「SEO」が関係してくるのでしょうか…?

これには、Google が2014年に出した方針にあります。Google は検索だけでなく世界中の様々なインターネットプラットフォームを提供しているのですが、その中で「公衆無線LAN」で「盗聴や情報ののぞき見」が多く発生していることを非常に危惧しています。もちろん公衆無線LANを暗号化して情報がのぞき見されないようにすることは大切ですが、サイト自体を暗号化してしまえば、仮に公衆無線LANが暗号化されていなくても情報の中身を見られない、ということでサイトの暗号化「https」による通信を推奨するようになりました。

結果、「https」による通信のサイトは検索結果の表示で有利にするよ♪という方針を出されたため、「https」と「SEO」が関係することになったというわけです。 d(^_^)

少し複雑な事情ですね...

 

■https に変更するには、ちょっと専門的な知識が必要かな

 

このような状況で、httpsに変更するのが世界的なトレンドになっていますし、今後この流れは変わりませんので、いずれはhttpsに変更することになるかと思います。

ただ、httpsへの変更は、利用しているレンタルサーバやサービスによってやり方がまったく違います。

例えば、ロリポップというレンタルサーバでは、無料で https への切り替えサービスを提供し始めました。

 ※ただし、先ほどお話しした https の役割(1)~(3)のうち、すべてをカバーするには有料版を利用する必要があります。

また、私のメールマガジンでも度々登場しているサイト構築サービスの「Jimdo」「Wix」でも無料でhttpsに切り替えることができます。
(Jimdo はすべて強制的にhttpsになりましたね)

その他、レンタルサーバやサービスによってまちまちで、変更手続きをしないといけないものや、数万円/年かけないと変更できない場合もあります。
ご自身のところはどうしたらいいのかは、そこは専門家への相談が必要になります。
(もちろん、当社にご相談いただいても大丈夫です♪)

 

ポイントは、いずれは変更することになるでしょうが、焦る必要はないということです。極端な話、次回のリニューアルのタイミングでも全然です♪SEOに有利とはいえ非常に微々たるものですから、飲食店のサイトを何万円も掛けてhttpsに変更するのは今のところ本末転倒です。

特に「SEOに不利になりますから、今すぐ変更しましょう!」なんていう営業の電話がかかってくるかもしれませんが、そこは注意かもしれませんね(笑)

 

■https に変更する際のポントを2つ

 

せっかくですから、https に変更する際のポントを2つ、簡単に紹介しますね。

 

【1】古いアドレスをしっかりとケア

  (1)http://aaaaa.co.jp/about.html
  (2)https://aaaaa.co.jp/about.html

インターネットの世界では、画面の見た目が全く同じでも、上記の(1)(2)は別なアドレスになります。ですから、これまで外部から(1)にリンクを張ってもらっていたとすると、http → https に変更することで「ページが見つかりません」ということになってしまいます。そうならないように、(1)にアクセスが来たら(2)に転送するというような、細かい配慮が必要になります。さらに専門的な話になりますが、この転送の時「301」転送というものをしないといけませんよ。d(^_^) そうしないとせっかくこまれで頑張ってSEO対策してきたものがリセットされてしまいますもの…。

(言いだしっぺはGoogleですから、そこは配慮があるのかもしれませんが、原理原則としては…)

 

【2】Facboookの「いいね」ボタンもケア

ここは人によって気にする人と気にしない人がいるでしょうが、(1)(2)はアドレスが違いますから、これまでそのページに「いいね」が100あったとして http → https に変更することで「0」になります。

それは困る...と言う人は、Facebookから対応方法が紹介されています。
具体的には下記の記事が参考になるかと思いますが、専門家でないとハードルは高いかも…(^_^;。

常時https/SSL化してもFacebook記事の「いいね!」数を引き継ぐ方法(正攻法編)
https://www.ark-web.jp/blog/
archives/2016/11/https_facebook_like.html

 

ということで、ご質問への回答としては、

いずれはhttpsに変更した方がいいですが、焦る必要はないです。
変更する時は、他の影響も考えた方がいい場合があります。

ということになります。

 

今回はこれを覚えてくださいね! 

●httpsへの変更をちょっと頭の片隅に♪ d(^_^)


 

 

■■■今週のピックアップ■■■

■当社のサイトの「外壁工事」をしました

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ビーチュー
http://be-chu.com/?=m85

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ずっとずっと手を入れたいと思い続けて早数年…。ようやく当社のサイトを少し変更しました。

中身は変わっていませんで、言ってみれば「外壁工事」です。

今は中身の変更と、httpsへの準備を進めている最中です。どうしてもお客様の作業が先で自分のところは後回しになってしまいますが、
見た目は新しくなりましたので、もしよろしければ遊びにいらしてみてくださね♪(^_^)/

それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/

 

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【発行元】株式会社ビーチュー
 http://be-chu.com/
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【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori

 

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