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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使おう~

                          第80号 2017/2/20
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こんにちは、ビーチューの雨宮です。

ここ標高1,000mの高原は冬まただ中。
朝はマイナス2桁の寒さが続いています。が、決して寒さに耐え忍んで暮らし
ているわけではなく、寒さを利用したり楽しみながらの冬暮らしです。


今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします。


取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今回の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃地方の住宅会社です。ネットからお客様を取りたいのですが、
┃ ┃いい方法はありますか?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

地方で住宅建設の仕事をしています。
これまで自然とお客さんからお声がかかっていたのに、ここ数年なぜかそれ
が減ってきています。今の時代はインターネットだと思うので力を入れたい
と思います。いい方法はありますか?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃簡単な「いい方法」はありません。でも重要なポイントがあります。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

■住宅会社のビジネスモデル。その落とし穴とは…?

そもそも、住宅会社のビジネスモデルの「落とし穴」を理解しておく必要が
あります。いきなりビジネスモデルだなんて、そんな大げさな…と思う方も
いらっしゃるかと思いますが、そこを知っているか知らないかは、実は大き
な分かれ目なんです。d(^_^)


住宅会社のビジネスモデルって、とても怖いんです… (ーー;)

住宅会社のビジネスモデルは、「家を建てたい」という人を集めて家を建てる、
これです。でもよくよく考えると、毎回毎回、家を建てたい人を探してこない
といけないということです。それも3000万円支払ってくれる人を、です。

さらにこのビジネスモデルを取り巻く環境が劇的に変わっています。
第一に、人口が減少していますから、家を建てたい人が減ってきています。
むしろ今後、激減するわけですね。

さらに追い打ちをかけるように第二の変化が加わります。それは、空き家が
増えるので、建てなくてもいいという人が増えてくるわけです。

言ってみれば、2重に家を建てたい人が減っていく中で、それでも建てたい
人を探さないといけない…という状況の中で家を作り続ける、これが住宅会
社のビジネスモデルです。大きな落とし穴がある感じ、わかりますか?(^_^;

もう少し説明すると、これまで戦後70年間は人口も増えてきましたし、それに
ともなって住宅に対するニーズはずっと増えてきたわけです。それがついに反
転したわけですが、そんな状況、どの住宅会社も経験していないんです。
これまで「大手」対「中小」という取り合いはあったと思いますが、これから
始まるのは(すでに始まっていると思いますが)、全体のパイが減る中で、大
手も中小もひっくるめての「大争奪戦」というイメージです。


ということは、住宅会社は、(1)既存のビジネスモデルの上でも勝てるよう
「独自性」や「売り」を持ってやっていく。(2)全く異なるビジネスモデル
に移行する。の2つの選択が出てくるというわけですね。

この大きな認識があって売りや集客を本気で考えようとするのか、それとも、
「最近、お客さんが減ってきているからネットでも利用してみるか…」と何と
なくスタートするのかは、とっても大きな違いです。


■ネット利用のポイントは2つです

さて、このような大きな土台を踏まえて、住宅会社のネット活用のポイントは
2つです。

一つ目は、先ほども出ました「独自性」や「売り」が何なのかをしっかりと考
て、その独自性が光るように訴求していくということです。大手の住宅メー
カーではなく当社で建てる意味はどこにあるのか、隣の会社ではなく当社で
建てる意味はどこにあるのか。これをしっかりと知っていただかなくてはい
けません。

地域で一番安い、高性能、建材の素材が違う、シックハウスにならない、
間取りのコンセプトが違う、インテリアがステキ、圧倒的に涼しい(暖かい)、
5000万円以上の住宅しか建てない…など、独自性の切り口は色々考えらえま
すね。d(^_^)


二つ目は、住宅建設特有の「時間の流れ」をおさえることです。

住宅は「これイイ!」と言ってすぐに購入してくれるのではなく、まずは「自
分が理想とする家を実現してくれそうなところはどこか…」の会社探しが長い
時間をかけて行われ、色々と吟味していくうちにやっと契約に至る…という、
独特な時間の流れがあります。

ですから、興味を持ってもらうことももちろん大事ですが、「興味を持ち続け
てもらう」という時間軸を踏まえたアプローチが重要になります。

そもそもお客さんの土俵に乗れないと始まらないのは当然のこと、土俵に乗っ
た後も選んでいただけるような情報発信が必要になりますね。ホームページか
ら問い合わせがないから広告をガンガン出してみるという愚かなやり方をして
も、広告代理店が儲かるだけですから、ダメですよ。d(^_^)


私がお手伝いさせていただいている住宅会社さんには、これらに加えて、
この先2回、住宅会社にとって大きな波が来ますから、それをうまく捉える
ような情報発信の準備をしていきましょう♪と言っています。

そう考えるともう、ホームページを作る&管理をするだけの「ホームページ制
作会社」ではダメですよ~、ということになります。ネットを活用しながら、
一緒にお客さんを作っていける、そういうパートナーという感じです。


というわけで、今回はこれを覚えてくださいね! 

●ビジネスモデルをおさえて、ネットの活用を組み立てよう♪ d(^_^)

■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■Wixの利用者が1億人を突破したそうです

 ホームページ作成サービス「Wix.com」、ユーザー数1億人を突破
 http://itlifehack.jp/archives/9487910.html

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Wixというサービスご存じですか?
難しいプログラムなど全然知らなくても、ホームページを自分で作って、更新
できるサービスです。私のお客さんのサイトもいくつか、このサービスを利用
しています。

昔はホームページは技術を持った人にお願いして作るもの。作った後も、自分
には変更できないから、更新や変更はお願いするもの。そういうものでした。
でも今は、ビックリするぐらい簡単に自分で変更できてしまいます。

ですから、「中小に限って言えば、作るだけの制作会社さんはもういらない」
のです…(^_^;。言っちゃった...。

多くの制作会社さんは、Wordpress で構築すれば更新も簡単で...と言って
くるかと思いますが、そんなことしたら余計大変になるお店や会社は実はたく
さんあるんです…(/_;)

Wixは無料で使うことができますから、どんなんだろう...?と思われた方
は一度試してみるといいと思いますよ♪


                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
     http://www.facebook.com/bechucom

     〒399-0214
     長野県諏訪郡富士見町落合11215-8
     TEL : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)

【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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