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ネットの活用で、地方が変わる!
~地方はネットをこう使おう~
第77号 2016/7/4
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こんにちは、ビーチューの雨宮です。
梅雨明け前ですが各地真夏のような暑さですね。
ここ標高1,000mの高原の町も急に暑くなりました。
でもさすがにそこは高原。爽やかなか風が心地よいです。
今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします。
取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今回の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃ケーキ屋に併設されている喫茶コーナーをもっと知ってもらいたい。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛
ケーキ屋に喫茶スペースを併設しています。でもケーキやお菓子を買いに
来るお客様がいらっしゃっても喫茶スペースをご利用される方があまりい
らっしゃいません。もう少し稼働できるといいのですが…。
ホームページなどで何かできることはありますか?
┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃「お客さん目線」で情報を見直そう!
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛
街のケーキ屋さんが喫茶スペースを併設しているところ、意外とたくさんあ
ります。スイーツや手土産(おつかいもの)を販売しながら、「喫茶もどう
ぞ♪」という形ですね。
今回ご質問いただいた方のホームページも拝見させていただきました。
結論から申し上げますと、
・お客さん目線で見ると喫茶コーナーがあることがわからない。
・喫茶店を探している方に出会う可能性が低い…
という2点が課題として浮かびました。
※回答はこのお店のことを中心に書きますが、同じことは多くのお店や会社
にも当てはまりすから、ぜひご自身のことに置き換えてお読みになってく
ださい。
■ お客さん目線で見ると、ケーキ屋さんの顔しかない。
最初の課題は、「お客さんからどう見えるか」です。
このケーキ屋さんのホームページ、確かに素敵なケーキを販売されているこ
とはわかるのですが、どこにも「喫茶コーナー」に関する情報が出ていませ
ん。唯一、トップページの隅っこに「2階の喫茶コーナーでお召し上がりい
ただけます」という文言があるだけです。
これではお客様には、喫茶コーナーがない、販売だけをしているケーキ屋さ
んにしか見えません。
実はこれ、今回のケーキ屋さんだけに限らず、多くのお店や会社のホーム
ページに当てはまることです。どういうことかと言うと、「自分は自分のお
店や会社のことをわかっていてホームページを見るけども、お客さんはその
お店のことを何も知らない状態でホームページを見ている」ということです。
ケーキ屋さんにとって喫茶コーナーがあるのが当たり前です。極端な話、
ホームページに何も書いてなくても、不思議なことに自分では「お客さん
は知ってくれている」と思い込んでしまうんです…(>_<)。
一方でお客さん側からすると、ケーキ屋さんに喫茶コーナーがあるかどうか
は、そのお店に行って初めて気づくかもしれません。もし喫茶コーナーが2
階にあるのだとしたら、お店に行っても気づかない人もいるぐらいです。
ホームページは、お店のことを全く知らない人に知ってもらうのが大きな
役目ですから、お店のことを何も知らない「お客さんからどう見えるのか」
ということをしっかり意識した情報提供が必要になります。今回の場合ですと、
サイト内に「喫茶コーナー」という項目をしっかりと設けて、どんな雰囲気で、
何席ぐらいで、どんなメニューがあって、営業時間はどのくらいなのか…など、
しっかりと紹介してあげる必要がある、ということですね。
他人のことだと「そんな情報出すの当たり前じゃん…」と思うのですが、
いざ自分のお店や会社のことになると、なぜか急にお客さんからどう見える
のかという視点がなくなってしまうんです…(@_@;)。
集中力を落としてしまうと、私も同じところに陥ってしまいます(笑)
■ 喫茶店の顔を作る
もう一つ必要なのは、「ケーキ屋さんの顔だけでなく喫茶店の顔も作る」
ということ。「あのケーキ屋さんはコーヒーも飲める」ということを知っ
ている人であれば、友人との談笑のためにそのケーキ屋さんを訪れること
があるかもしれませんが、それを知らない人からすると、「どこかおしゃ
べりしながらコーヒー飲めるところあるかなぁ…?」という時、今回の
ケーキ屋さんは残念ながら選ばれません。だってそもそもコーヒーが飲め
る場所であることを知らないのですから…。
後者の方に利用してもらえるようにするにはどうしたらいいでしょう…?
それはズバリ!「ケーキ屋さん」とは別に「喫茶店」という顔を持つこと
です。
どこか友達とコーヒーが飲めるところないかなぁ…と思って情報を調べる
人は、スマートフォンで近くの喫茶店やコーヒーショップを調べるかもし
れません。その時、ケーキ屋さんの顔しか持たないこのお店は残念ながら
リストに上がってきません。探しているのはケーキ屋さんではなくて喫茶
店だからです。
でも、例えば、Googleマップに、ケーキ屋さんとともに喫茶店としても登
録されていたとしたらどうでしょう…?近くの喫茶店を探している人に
「ここで飲めるよ♪」って手を上げることができます。
しかも、今回のケーキ屋さんの場合、一般的な喫茶店ではなく、
「ケーキ屋さんがやっている喫茶店だから、スイーツが圧倒的!」という、
他の喫茶店にはない特徴を持った喫茶店になり得ます♪d(^_^)
そう言われたら、その喫茶店に行きたくなっちゃいますよね。
「ケーキ屋さんです。喫茶コーナーもあります。」という見せ方と
全然違っていること、おわかりいただけますよね!
これはすべて「お客さん目線」で見ながら、情報を再構築するからできる
ことなんです。
※Googleマップへのお店を登録・登録変更は、
「Google マイ ビジネス」から行います。
https://www.google.com/intl/ja_JP/business/
さらっと書きましたが、これはとっても重要な内容なので、サイトなどで
またご紹介しようと思います。
というわけで、今回はこれを覚えてくださいね!
●「お客さん目線で」でお店や会社の情報を再構築してみよう♪ d(^_^)
■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
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■「お客さん目線」を高度に操るとコンテンツマーケティングになります
コンテンツの検索順位を上げるコンテンツマーケティングとは?
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/07/04/23141
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この記事、今回の「お客さん目線」の延長で捉えるととても参考になります♪
「お客さん目線で記事を書くってこういうことにもつながるんだ…」と、気付
かれる方も多いかと思います。
ふ~ん、と思いながら、ぜひご覧になってみてください♪
それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
http://be-chu.com/
http://www.facebook.com/bechucom
〒399-0214
長野県諏訪郡富士見町落合11215-8
TEL : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)
【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
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