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ネットの活用で、地方が変わる!
~地方はネットをこう使おう~
第74号 2016/2/26
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こんにちは、ビーチューの雨宮です。
昨日は、とある自治体様の「自治体サイトの課題と今後のあり方」という
職員向け研修会でお話しさせていただきました。
職員の皆さま、それぞれのお立場で本当に熱心に聞いてくださり、私も色々
と勉強させていただきました。
(近いうちにサイト上でも紹介予定です)
今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします。
取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今回の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃ネットに広告を出そうと思うのですが、気をつける点は…?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛
Googleの検索結果に表示される場所と、Facebookに広告を出そうと考えて
います。売り上げにつながるようにするには、どんな広告を出せばいいで
すか?
┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃広告を出す前にやるべきことをやらないと、ダメです
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛
ご質問の文面だけでは判断ができませんが、広告をクリックして訪れた方が
見るサイト(ページ)がしっかり準備できている、また、そのサイト(ペー
ジ)を見た方にどのようにアクションしてほしのかが決まっていないと、広
告は出さない方がいいと思います。
そうでないと広告を出したとしても、お金をただ捨てるだけになってしま
います…(^^;
■ 広告からの流れは 4ステップ
広告から売上までは4つのフェーズに分解でき、それぞれごとにハードル
があり、それぞれごとに結果の数値を見ることができます。
その4つとは次の通り。
【1】誰に広告を表示するか
→広告を表示させるターゲットと金額の設定
ターゲットユーザー数がポイントです。
【2】広告をクリックしてもらえるか
→クリックしてもらえるような表現やビジュアルの調整
「CTR」(Click Through Rate / 広告が何回表示されて、何回クリッ
クされたのかの割合)として数値化されます。
【3】ページを見た人が次のアクションをしてくれるか
→表示されたページで購入や資料請求などの実際のアクションを
起こしてもらえるように調整
「CVR」(Conversion Rate / そのページに来た人の何人が申し込みを
したのか)として数値化されます
「CPA」(Cost Per Acquisition / 広告費に対して何人が申し込みを
したのか。顧客獲得単価)として数値化されます
【4】販売フローの中で売り上げにつながるか
→資料請求から実際の販売につなげるためのフォロー活動
ここは「引き上げ率」が指標になりますね。
これら4つは、基本的に【4】→【3】→【2】→【1】という具合に
体制を整えていきます。特に大事なのが【3】です。
■広告をクリックした人に、何をしてもらうのか
街の看板も含めて「広告」には色々な種類が存在していますが、ネット上
の広告は「見て覚えてもらう」ものではなく、基本的には「クリックして
もらう」部類になります。
※大企業などは見て覚えてもらうという部類の広告も利用しますが、
中小は基本的にはそんな悠長なことを言っていられませんので…
さらに、広告をクリックしてもらった先のページでどんなアクションを
してもらうのかが、実は一番重要です。【3】の部分です。
購入してもらうのか、資料請求をしてもらうのか、メールマガジンに登録
してもらうのか、いずれにしても、せっかく広告にお金を支払ってアクセ
スしてもらっているのですから、しっかりとそこで期待したアクションを
してもらわないと費用のムダでしかありません。
そこでよく利用されているのが「ランディング・ページ」(LP)というも
のです。ナビゲーションも何もない、縦に長~いページを見たことのある
人も多いと思いますが、その1ページにすべてを詰め込んで、広告をクリッ
クして来たお客様に「今すぐ資料請求」や「今すぐ購入」のボタンをクリッ
クしていただくのが目的です。
もちろん、必ずしもランディングページがないといけないわけではありま
せんが、単にサイトに誘導して終わりなのではなく、お客様にどんな行動
をしてもらいたいのかという「次の行動」をしっかりと設計し、受け皿を
しっかりと準備しておくことが一番重要なポイントです。
■結果の数字を見ながら、テストを繰り返すことが第2のポイント
第2のポイントは、通称「A/Bテスト」と言いますが、いくつかの広告
パターンや、【3】の中身(文章、写真、ボタンの大きさ、色)を調整す
る中でどれが一番効果的なのかを数値を見ながら変更していくということ
です。印刷物ではないですから、すぐに変更できるところがネットのいい
ところです。
これを、広告費用の10%程度で先にテストしてから本格的に運用するという
のが効果的。
このように、広告を出すことの意味と検証方法を理解した上でないと、
広告出しちゃダメです!
広告代理店の営業に言われるままに広告を出すのが一番ダメです…(ーー;)
ちゃんと自分で理解してから!d(^_^)
というわけで、今回はこれを覚えてくださいね!
●広告を出す前に、自分は何をしようとしているのかをしっかり理解♪ d(^_^)
■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
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■地方の中小企業や個人事業の方、要チェックですよ♪
平成27年度補正予算
小規模事業者持続化補助金の公募を開始します
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2016/160226shokibo.htm
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今日、開始が告知されました。
サイトの新規構築も対象ですので、地方の中小企業や個人事業の方、要チェッ
クです。
補助率 補助対象経費の3分の2以内
補助上限額 50万円
詳しくは、お近くの商工会にご相談ください。
それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
http://be-chu.com/
http://www.facebook.com/bechucom
〒399-0214
長野県諏訪郡富士見町落合11215-8
TEL : 0266-75-2076 (受付 : 平日 10:00-17:00)
【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
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