Facebook もいいですが、ブログを忘れてはいけません。
Twitter や Facebook などのソーシャルメディアが注目されるようになって、これまでブログを更新していた方の更新が止まってしまったり、「ブログはもう終わった」という方もいるかれしれませんが、実はブログの重要度は下がっているどころか、ますます大きくなっていると考えています。
ただし、前提としては、ブログ以前に、会社紹介のホームページや、商品紹介のホームページ、観光施設であれば観光施設のホームページなど、一番土台となる部分がすでに出来上がっていることが前提です。それがまだ準備できないのでしたら、まずはそちらを準備するようにしてくださいね。
Facebook や twitter とブログとがどのように違って、どうお互いを連携して活用していけばいいのかという話はまたの機会にして、今回は、ブログを書く時の注意点です。
※個人の趣味で日記や感じたことを書いているブログの場合は当てはまりません。
その場合は自由に書いてくださって構いません。
今回は、仕事やビジネスとしてブログを利用する場合のお話しです。
「何のブログなのか」を、しっかり意識する。
商品やサービスを紹介するブログなのに、旅行の話だったり、夕食の写真を掲載したりする人がたくさんいます。規模の小さい会社や個人事業主の方の場合も多いですね。必ずしも旅行の話をしてはいけないのではなくて、「何のブログなのか」を意識しないとダメだということです。
こういう言い方もできます。
●そのブログは、商品やサービスを紹介するブログなのか。
●それとも、個人を紹介(≒ ブランディング)するブログなのか。
ということです。
前者のブログに、社長の週末の旅行の話が出てきたら、見ている方は怒ります。後者のブログであれば、別に怒りませんし、「こういう人なんだな…」と理解してもらえます。後者のブログの好例は、アメブロでよく見かける有名人のブログですね。すでに有名な人やタレントさんの日常を紹介することで、身近かに感じてもらったり、テレビや雑誌ではなくても毎日接してもらうということを目指しています。アメブロの有名人の中には、毎日、1行だけの投稿という人もいますが、何百ものコメントが付きます。これは、有名人だからこそできるもの。私がそんなことをやっても誰も喜んでくれません(笑)。
1年後に、見ず知らずの人が読んでもわかる内容を。
ブログは日記ではありません。(個人で趣味でやる場合は別です。)
投稿記事のすべてが皆さんお客さんへの情報提供やメッセージです。このことを忘れてはいけません。また、例えば検索サイトからやって来た時のように、必ずしも最新の記事が読まれるとは限りません。季節ごとに開催されるイベントやお祭り、母の日や父の日など、シーズンによって1年前のブログ記事が読まれることも多々あります。
ですから、1年後に、皆さんのことを全く知らない人が読んでもわかる内容を書くことが重要です。
ブログは、今書いていますが、読まれるのは来年かもしれないということです。
また、読んでいる人は書いている人と同じ状況を共有していません。
ですから、ある状況を前提にして書いてしまうと、読んでいる方には全く伝わらない内容になってしまいます。例えば「昨日はあの後…」と言われても、読んでいる人には「あの」はわかりません。
「読者は私のブログをずっと読んできてくれている」というとんでもない勘違いをせずに、今、書いているブログがどういう今のお客さん、将来のお客さんにとってどういう位置づけになるのか、考えてみるのがポイントです。
次回をおたのしみに!
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