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ネットの活用で、地方が変わる

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          ネットの活用で、地方が変わる!

           ~地方はネットをこう使え~

                          2014/10/23
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みなさん、こんにちは。
ビーチューの雨宮です。

標高1,000mの高原は、晩秋になってきました。
朝の気温が10度~2度を行き来していますが、これから氷点下になる日も多く
なってくると思います。


今回もみなさんからお寄せいただいたご質問からピックアップして
お届けいたします!

取り上げてほしい質問がある方は、お気軽にお寄せくださいね♪ (^_^)/
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■今週の質問━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃Q┃住宅会社のサイト&ネット活用はどうしたらいいのでしょう…?
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

規模が小さい、個人住宅向け住宅会社です。全国メーカーのようにテレビ
宣伝ができるわけではありませんが、そのような場合どのようにネットを
利用していったらいいのでしょう?


┏…┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┓
┃A┃「とんがり」をしっかりと理解していただくことがポイントです。
┗…┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…┛

今回のご質問、(このメールマガジンでは過去に何回もありますが)
メールでお寄せいただいたのではなくて直接伺ったものです。


●まずは足元の確認です

まずその方にご質問させていただいことはことはこんなことです。

(1) 地域の住宅シェアは、大手住宅メーカーと地元の住宅会社さんとでどのぐ
  らいですか?

(2) 1年に何棟ぐらい住宅を建てられますか?


そうしたところ、シェアについては大手メーカーさんが新築住宅の8割を
受注されていて、残りの2割を地元の住宅会社さんが分け合っているとの
ことでした。(さすが、しっかり調べていらっしゃいました。)

また、この会社さんは年間6棟が限度だとおっしゃっていました。


さて、年間6棟ということは、もしお問い合わせをいただいたお客様3組
がいらしたら1組は受注できるかな、という前提で考えると(一般的にこ
れをクロージング率といいます)、年間18件のお問い合わせをいただけれ
ばいいということになります。年間18件ですから、月に1.5件のお問い合
わせということですね。d(^_^)

この「月に1.5件のお問い合わせ」という数字、一般に「お客さんはできる
だけたくさん欲しい!」と思ってしまいがちですが、実はそんなにお客さ
んが押し寄せられても困る…ということに気づかれるかと思います。イメー
ジとしては、来月お客さんが50人来られても困ってしまいますが、50人の
お客さんが3年間かけて少しずつ来てくださる分には大歓迎!ということ
です。

「できるだけたくさんのお客さんを集めないと!」と思うと焦ってしまい
ますが、現実はそうではないということ気づいていただけるとかなり安心
しますよね♪ (^_^)/


●別な角度から見ると、サイトのヒントが見えてきます

今のことを違う切口で見ると、こういう言い方になります。

月に20件ではなく、2件(1.5ではなく2にしておきます)のお問い合わせ
が来ればいいということは、実際に自社のお客さんになるかならないか
わからないような方ではなく、確実にお客さんになりそうな人をこちら
側で「選べる」ということです。

とても怖いこと言っていますが、ここがポイントです♪d(^_^)


大切なのでもう一度。

   こちら側でお客さんを「選べる」んです。


選べるということは、(ちょっと意地悪の言い方になってしまいますが)
来てほしいと思っている方以外は「来ないでください…(>_<)」と言うこと
と同じです。つまり、人をたくさん集めてその中から自分のお客さんになる
人を抽出するのではなく、お客さんになりそうな人だけしか集まらなくてOK、
そうでない人はそもそも興味を持ってもらわなくてもOK、と考えるという
ことですね。


●ネットでの情報発信

鋭い方でしたら、この考え方が、サイトやネットを利用した情報発信と非常に
親和性が高いことに気づくかと思います。

皆さんご想像のように、中小の住宅会社は情報発信の際、自社が得意とする
サービスや手法の特徴とお客さんにとってのメリットを明確に打ち出すこと
が必要です。言ってみれば大手住宅メーカーでもなく、地元の他の住宅会社
でもない、自社だけの「とんがり」をしっかりと打ち立てるということ。

別な見方をすれば、その「とんがり」に反応するお客さんだけを選べばよく
「とんがり」に反応しないお客さんにはご遠慮いただいてOKなんです。

ですからサイトを作る際には、万人を集めるようなものではなく、自社の
「とんがり」がしっかりとわかるものを準備し、「とんがり」に反応され
る方に役立つ情報をしっかりと届けてあげる、という方針になりますね!
(とんがりを鋭くすればするほど、周囲からも目立ちますし、とんがりに
 興味がある方以外は来なくなります)

ここがキモです♪d(^_^)

さらに、住宅の場合、「今日・明日にすぐ欲しい」という商材ではありませ
んから、「建てたい」と言ってもらえるまで時間がかかるということも抑え
ておくとさらに Good。「とんがり」と時間軸でサイトの内容を考えるのが
ポイントというわけです。


というわけで、今回はこれを覚えてくださいね! 

●月に何件お問い合わせが必要か考えると、戦略が見えやすい♪ d(^_^)


■今週のピックアップ━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■

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■「地方&教育&IT」に注目

 武雄市で小1向けプログラミングの初授業
 http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/116816

 反転授業(スマイル学習)
 http://www.city.takeo.lg.jp/info/2014/05/post-1109.html

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自治体で本格的にFacebookを採用したり、図書館を民間と共同で運営したり
と斬新かつ革新的な試みを続ける武雄市ですが、教育関係でも2つの大きな
試みをしています。

一つは、「反転授業」と言われる新しい形態の試みです。
(国内のニュースでは、「授業にタブレット」という切り口になってしまって
 いますが、本質はそこではないんです…)

もう一つは、小学生向けプログラミング授業で、この10月20日からスタート
しました。

どういう結果になるのか、どういう切り口の報道になるのか、私も注目して
追ってみたいと思っています。


                 それではまた次回をお楽しみに! (^_^)/
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【発行元】株式会社ビーチュー
     http://be-chu.com/
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【発行責任者】雨宮伊織 Amemiya Iori
    
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