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Be-Chu' s Perspective

 

広大な "ビジネスチャンス" を捨てている地方。

進まない、地方でのWebマーケティング活用長野県に拠点を移して色々な方々にお話をうかがっていくうちに、「地方でのネット活用」での大きな課題がよく見えてきました。もともと東京にいる時から、"まったく地方の情報がひっかかってこない"、ことは感じていましたが、「地方で起きていることは、なるほど、そういうことだったのか…」ということを改めて目で見た感じがします。

誤解を恐れずに言うと、「地方のネット活用は、10~15年前からほとんど進んでいない」という感じ。ここ長野県だけが特殊なのではなく、きっと、地方のほとんど多くの場所でそうなんだと思います。

途中の話をはしょって結論だけを言うと、そのことによって、地方は広大な "ビジネスチャンス" を捨てている、という気がします。

もっと地方のこと、観光やそれぞれの産業や、イベントなどを、東京や都市部の人に知ってもらうことができるのに、もっと言うと、東京や都市部の人は地方の情報を一生懸命探しているのに、そこに届くようなネットの活用がされていない。もったいない!

一方で、「もっとネットの活用を」という話になると、自治体や関係団体が主導して、何やらポータルサイトの予算がつけられるか、今話題のTwitter を利用する、という話になり、結果、あまり意味のないサイトが出来上がってしまう現実…。

 

もちろん、新しい試みはとても大切です。でも一番大切なのは、サイトを作ることでも、新しい技術やツールを導入することでもなくて、「お客様」とコミュニケーションすること、対話すること。地方でのネット活用が10年前からあまり進んでいないのは、ネットを利用した(厳密にはネット限定ではなくて、「ネットを絡めた」ということになりますが…)対話への意識が進んでいないから、ということのように思います。

なので、Web制作会社さんの営業も、ホームページがない会社を見つけ出して、「ホームページ作りませんか?」ということになってしまう。そして、Webマーケティングの考え方や「対話」に対する意識がないまま出来上がったホームページは、依頼した会社さんも満足 & 制作会社さんも満足、でも誰にも「受信」されない…という、悲しい現実

残念…、そして、もったいない!

 

ネットの活用にこそ、地方の生き残りがかかっている

地方にとって、ネットを活用することはとても大切なことです。
その活用にこそ、地方の生き残りがかかっている、と言ってしまってもいいぐらいな気がします。
しかしながら、残念なことに、そのことにまだ多くの人が気づいていません。もしかしたら、うすうす気づいていても、何をどうしていいのかわからない…というのかもしれません。

# どう活用していくのか…は、また追々お話ししようと思います。

 

さらに、ネットの活用は、「地域間戦争」でもあることを忘れてはいけません。
同じ商品や製品を購入するのに、物流が発達した今では、もはや地域は関係ありません。その魅力を伝え切れなければ、他地域で購入されることなります。
週末に行くオートキャンプ場を探すのに、同じ距離であれば、より魅力的な場所が選ばれます。

テレビや新聞、雑誌、ラジオなどのメディアは、その発信・受信において地域が限定されていました。そして、「東京」という強力な発信元がありました。しかし、ネットは、発信元が東京だろうが長野だろうが、地域は関係なく「フラット」です。だからこそ、地方にとってこれまでにない "広大なビジネスチャンス" があるのですが、その一方で、メディアが影響する地域が限定さていたがためにそれまで競合ではなかった他地域が、今度は競合にもなってきます。


しかも、今、ネットの活用が根底から変わるターニングポイントに立っています。
これは、これまでの「競争のルール」が変わることを意味します。ちょうど、トランプゲームの「大富豪(大貧民)」で "革命" が起こされ、それまでの手持ちカードの意味が根本的に変わる時のように。
地方がこのチャンスを生かせるかどうか、今はとても大切な時なんです。 詳しくはまた…。

 

次回をお楽しみに♪

 

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